33年に一度行われる伝統行事を紹介するホームページへようこそ。
2014年4月26日・27日に式年神楽が斎行され成功のうち幕を閉じることが出来ました。
斎主 忌部神社和田宮司様、出雲国大原神主神楽保存会の皆様、北九州小倉の八坂神社(波多野安彦宮司)様、長時間にわたる式舞・奏楽、この場をお借りしてお礼を申し上げます。
また、この式年神楽実行に伴い多くの方々のご協力・ご支援有難うございました。
大川端、熊山の総荒神は、
両地区の三寶大荒神には、三十三年目に式年神楽の伝承行事がある。(式年は特定の定められた年数のこと)この行事を、最近では大川端が昭和57年(1982)に42回目、熊山が昭和63年(1988)に43回目が行われた。
千年をこえる昔から行われていると伝えられている両地区の荒神さん、伝説では神代の昔
そこで、この牛を荒神として祀り、毎年御神霊をお慰みめし、三十三年目の四月十五日に大々的な神楽神事が行われている。
この神楽は、神職によって奉仕される特徴があり「県無形文化財、出雲国大原神職神楽保存会」の奉仕で行われてきている。
神楽神事は、湯立(ゆだて)行事(切火で火をおこされる)・祭典・七座(七演目)・神能(十三演目)・御託宣(ごたくせん)行事(神のお告げがある行事)・奉祝祭(ほうしゅくさい)で、およそ17時間にわたる行事であり、15日の午後より夜通しで行われる。
この式年神楽にあたっては、地区に6年前から委員会が組織され準備を始め、その年には地区民総力で神楽の準備をし、お祭りが行われる。
お陰様をもちまして、式年神楽は多くの方々にご理解とご賛同をいただき、大成功のうちに幕を閉じることができ、誠にありがとうございます。
奉祝際で、実行委員長として挨拶いたしました文面にて、お礼にかえさせていただきます。
第43回「古からの神事、大川端三寶大荒神式年神楽」が、地区内外、遠くは東京、下関など多方面から多くの皆様方のご参集を賜り、暖かい春の天候に恵まれ「今ここに」無事に終了できたことをご報告いたします。
そして、斎行斎主である忌部神社和田宮司様、大原神主神楽保存会の皆様方のご尽力により、素晴らしい祭典となったことを、心より感謝申し上げたいと思います。
今振り返ってみますと、去る平成23年4月に実行委員長の命を受け、不肖私がお引き受けいたしました。
足かけ3年の歳月を経過いたしました。幸いにして講中の皆様は勿論、委員各位の絶大なるご支援ご協力を頂戴し、曲がりなりにも今日に至りましたことは、私生涯の感激でもあります。
前回の式年神楽は「昭和57年島根国体」の年でもあり、社会は高度成長の波に乗っていました。ところが、その後、バブルがはじけて一転、「家族の絆」「地域の絆」といったものも崩壊し、社会全体に様々な問題が出てまいりました。そういった意味でも、今回の式年神楽は、私たちにもう一度「家族の絆、地域の絆」を見直す、良いチャンスを神様が与えて下さったのではないかと感じています。
準備委員会では、地区住民・家族の絆づくりを大切にしながら、式年神楽に向けて様々な工夫をしてまいりました。その過程で、委員の皆さんがそれぞれに話し合いを重ねながら、力を発揮し手作りの作業を主眼としたこと、また若者達の参加と協力がたくさん得られたことが、収穫の多い取り組みとなりました。この機に一層、地域や家族の「絆」づくりを大切にしていきたいと、心新たにしております。
なお、勝部好隆氏をはじめ先輩の方々には貴重なご意見お力添えをいただき、有り難く感謝いたします。
また、前回42回式年神楽の委員でありました福間敬明氏、糸川琢己氏がつい一ヶ月前にお亡くなりになりました。この神楽を一緒に観られなかったことは本当に残念でなりません。ご冥福をお祈りしたいと存じます。
最後になりましたが、この佳き日にご参集いただいた皆様の更なる御健勝とご多幸をお祈りし、この神楽が次の世代にも継承され、繰り返されることを心から念じ、簡単でありますがお礼のご挨拶といたします。
ブログ (だんだんのブログ)
島根県松江市東忌部町居住
地域の自然や行事などを紹介
ビオトープからの自然保護活動など
・2013/02/01 開設
・2013/02/02 記載ミス修正
・2013/02/13 臨時役員会報告
・2013/02/26 準備委員会最終
・2013/08/28 パンフレット校正
・2013/09/01 唐獅子奉献
・2014/02/04 2013年度まで報告
・2014/05/11 式年神楽終了報告