Gacktプロデューススーパーエディション 第5回:Gacktのエトセトラ |
Gacktプロデューススーパーエディション ----------------------------------------------------------------- みなさん、いかが、お過ごしでしょうか? 全5回にわたって、お送りしてきた、このGacktプロデュース・スーパーエディション。 今日が、えー、5回目。 まあ、最終回となるわけですが。 今回は…『Gacktの、矛盾』。(笑)ふふっふっふ(笑) タイトル変わってるし。(笑) 『Gacktのエトセトラ』。えー…まあ、Gackt…が普段しゃべることっていうのは、 どんなこと?えー、Gacktが普段考えていることっていうのはどんなこと? 55分間、話していきたいと、思います。 Gacktがお送りするスーパーエディション。まずはこの曲。 Gacktで、「鶺鴒〜seki-ray〜」。 ---- 鶺鴒〜seki-ray〜 ---- さて、このスーパーエディション、ま、5回にわたってね、 僕、Gacktが、担当…してきた、わけですが。 今日で5回目。最終回…です。 今回は、ま、僕が普段、何を考えて生きているのか、 ちょっとね、堅い…話…になる時も、あるかもしれない。 たぶん、ない。(笑)ふふふっ(笑)ふふふっふっふ(笑) ということで、Gacktプロデュース・スーパーエディション。 えー、この後、まずは、格闘技の話。(笑)ふっ(笑) 全然堅くないしぃ。 (笑)ふっふっふふ〜(笑) 格闘技の話から、いきましょう。 Gacktプロデューススーパーエディション ----------------------------------------------------------- ----------------------------------------------------------- Gacktプロデューススーパーエディション 今日のね、テーマ。Gacktの、えー、ま、エトセトラ、ということで、 まずは、ぼくのね、格闘技にまつわる話。 まずね、この、僕の格闘技との出会い。 うん。こんな話するとね、「Gackt、ん、格闘家なのか?」(笑)って 勘違いする人いるかもしれないんだけど。や、僕は格闘家じゃないから!(笑) あの、僕の一応、職業は、えー…夢を売る人、夢を造る人、えー、夢を実現させる人。 うん。人生を、おもしろおかしく生きる人。 そして、波瀾万丈な人生を望む人。 (笑)ふっはっはっはっはっはっはっは(笑) これ、テーマだからね、うん。はい。 えー、格闘技との出会い。 こぉれはねぇ、さかのぼること、えー、453年。 えー、僕が7つ。ま、6つか7つぐらいの…頃…から…の話なんだけど。 まあねぇ、僕の一家っていうのはねぇ、「一家」っていう言い方嫌だなぁ、なんか。 ま、ぼくの、んー、ちっさい頃のね、まあ…一族…っていうのはね、非常に格闘技一族で。 みーんな格闘技やってる…人だったわけ。 それでねぇ、僕は、ま、7歳ぐらいの頃から、ずーっとねぇ、 普通はほら、親と遊ぶ時っていうのは、 「わぁ〜〜!」とか「やぁ〜〜!」とか言いながら遊ぶわけじゃない? 違ったんだよねぇ。 こう…あの、なんていうのかな…テイキュウってわかる? あのー…プラスチックでできたバット。 あれをね、目の前に、こう、出されて。 「打ってみろ」…(笑)ふっ(笑) でね、(笑)こう、僕は、ボクシングのスタイルで構えて、パンチを出すわけ。 そうするとねぇ、僕の…親父は…それをスッ…てよけて、 パシーン!!って僕の頭を叩いて、 「甘い!…右が甘い!!」ってゆってこう、毎日毎日、それをやってたわけ。 そういうとこの非常な悲惨な(笑)出会いでした。(笑) まあね、でもね、じゃあ今となってはこの格闘技っていうもの…自分はそういう環境で育って、 嫌だったかっていうと、そうでもないのね。 えー、格闘技の魅力。 これはねぇ、あのー、非常に…ま、人それぞれ違うと思うの。 「ただ勝ち負けが好きで…」とかね、「人を殴ることが好きで…」っていう人もいれば、 いろいろあると思うの。 でもね、僕がこの格闘技っていうものが非常に好きな理由っていうのは、 僕はね、見ることよりも、やることの方が好きなの。 で、なぜやることの方が好きかって言うと、 実際に、まず格闘技っていうのは基本的に、一対一でやる勝負…で、 負けるも勝つも全部自分自身の責任であるっていうこと? そして、えー、『運』っていうもの。うん。 まあ、『運』っていうそのもの、『運』は実力のうち、『運』も実力のうちってよく言うじゃない? じゃなくて、『運』っていうのは、それは、自分自身が、呼び起こすもので、 それを、それはすべて実力の範囲内で起こってることっていうのが、 すごく明確に…わかる…もの。 でー…お互い、相手がいた時に、相手とこう…対まみえた時、 その時に、相手の、動きに、ものすごく集中して、集中度合を高めていくと、 どんどんどんどん、相手の動きっていうのが、少しずつ遅くなっていくのね。 それは実際に動いてるスピードが遅いんじゃなくて、自分の感覚が速くなっていくわけ。 その感覚のスピードを、高める…練習になるっていうこと。 そして、相手が…相手の心を読まないと、結局…なんていうのかな…まあ、勝てない、 いわば負けるっていう風になっちゃうわけ。 相手が、手が出てから、その手に対して反応してては、実際に遅いんだよね。 『出す』っていう瞬間に、相手のその心を読めないと、 ま、格闘技っていうのはできない…ま、競技で。 つまり、相手の…心を読む…すごく基礎的な練習になる…っていうところ。 ここがね、大きな魅力。 非常に、相手の動きそのものを、1つ1つ、明確に?分析できるっていうのかな。 んー…筋肉の動きだけではなくて、心の動きそのものが、 体に大きな、ま、影響を及ぼしてるっていうこと?うん。 あとね、好きな格闘技、苦手な格闘技。 えー、僕は基本的に、えー、好きな格闘技っていうのはねぇ、 あの、ルールが無ければ無いほど好き。うん。 僕はね、基本的にストリートファイトはすごい好きだから、 あのー、(笑)ははっはっはっはっはっは(笑) こんなこと言ったらダメなのかなぁ。(笑)あはっはっは(笑)ま、いっか。 うん。あのねぇ…対まみえるのが好きなんだよね。ルールのないところで。 うーん、相手が対峙した時に、おもしろいんだよ、ストリートファイトって。 その、ただ、傷つける、傷つけられるっていう次元ではなくて、 その、闘わなくて、勝負が決まることなんていっぱいあるの。 言葉を交わさなくても。もう、そこから始まってるわけ。 そういうね、やりとりがすぅごい好きなの、僕は。 心のやりとり? うん。 たぶんねぇ、そういう心の駆け引きが、すぅごい好きなんだろうね。 そ、だから僕の人生のテーマ、『波瀾万丈』。 うぅう〜〜ばんじょっ!!! Judas Priestで、「Painkiller」。 ---- Judas Priest : Painkiller ---- Gacktプロデューススーパーエディション ----------------------------------------------------------- ----------------------------------------------------------- Gacktプロデューススーパーエディション えー。5回にわたってお送りする、Gacktのプロデュース・スーパーエディション。 最終回となる今日、まあ、Gacktのエトセトラ…と題して、 今まで、語り切れなかった、語りたいこと、 語りたいだけ、お話し…して、いこうかな。 ということで、続いては、フランスの話。 これねぇ…ほんと、ずっと話すよ、こんなこと。(笑) はは(笑)うん。どうしよう、終わらなかったら今日。(咳ばらい) えー…初めて行ったのはねぇ、どれぐらいかなぁ…4年…5年、 わかんないな、ちょっと、だいぶん前。 でねぇ…とにかくねぇ、いい! あのー…何がいいか? 人がいい! 僕はね、基本的にパリに…ん、ま、まあ、いっ、何回か行ってるんだけど、 パリはね、正直言って好きじゃないのね。あんまり。 僕はどっちかっていうと、フランスの田舎のほうがすごい好きで。 パリのほら、構築された、ま、建物とかあるじゃない? 確かに美しいとは思うんだけど…美しいと思うけれども、 そこにそれほどの魅力を感じない? 「あ、綺麗だね」っていうそれぐらいでしかない。うん。 結構ねぇ、なんだかんだ言ってね、日本と似てるんだよね。うん。 その国の雰囲気。日本の似てるっていうのは…ヨーロッパ版『日本』みたいな。 うん、よ、うん、もうちょっとしめた方がいいな。 ヨーロッパ版『京都』みたいなかんじ?ヨーロッパ版『金沢』。 こんなかんじかな?うん。 (咳ばらい)えーとねぇ、基本的にねぇ、空は非常に遠い…国です。 えー…日差しは、ま、強くて、そして夜…になるのが、非常に遅い?夏はね。 で、朝が来るのがものすごく早い。 だから夜の時間帯がものすごく短いから、夜がすぅごい貴重なわけ。 夜がすぅごい楽しみなわけ。 でねぇ、料理……ま、あのー、フランス料理…っていうの、ま、いっぱいあるけど、 僕はあの、お堅いフランス料理、あんまり好きじゃない。 どっちかっていうと、大衆…のフランス料理のほうが、好き。(ゲップ) 失礼。(笑)ふふっ(笑) あのねぇ…なんていうのかなぁ…(水を飲む)…ま、これ食べに行くとね、 メニュー持った、お姉さんが、来てね、 「はい。何にする?」ってこうメモを、待ってるわけ。 あのねぇ、待ってる気怠さがね、たまらなくって。 でねぇ…普通だったら、ポンッて決まるんだけど、 う、すぅごいかわいいから、ウェイトレスの、娘が。 だからね、しばらくずっと、「これおいしい? これどう? これは?」とか言いながら(笑) ずーっと会話してるんだよね。それがね、楽しくて。 う…ん。でね、女の子、ウェイトレスの女の子も、慣れてるんだよね、そういうのに。 で、上手に会話ができる?(咳ばらい) 嫌な顔しない? うまいなぁ…って。その、人の扱いが上手なんだなぁって。 うん、そう思える国。 でね、フランス人ってね、よくほら、恋に落ちやすい…とかって言うでしょ? フランス人はよく恋をする。 あれねぇ、なんでかなぁってずっと思ってたの。 あれはねぇ、みんな声が小さいからなんだよね。 ……うん、こう、隣でね?いて、喋ってる時に、 普通に、「や、だからさあ」ってゆって喋ってるのと、 耳元で、「や…だからさぁ…」って喋るのでは、全然雰囲気が違うわけ。 で、バーとかに行っても、2人が喋ってる…と、 こう、やっぱ寄り添って、喋ってる? その雰囲気がねぇ、すごく恋に落ちやすい。 うん。そんな気がする。 うん。ん、やっぱりねぇ、男と女の付き合い方っていうのもちょっと変わってて。 (咳ばらい)なんかね、検査…に行ってから、「私はそうじゃありません」みたいなね、 全部、その病気全部調べて、 「私は、なんにも病気ないです」って調べてから、付き合うのね。 そういうのが、若者の間で流行ってたりとか。 …ちょっと、そういう、まあ、セッカチ…に対して? …ん、ただ、その日の勢いで、エッチしました、とかじゃなくて、 けっこうね、なんだかんだ言って、恋にはすぐ落ちるんだけど、堅い子が多い? なんかね、そういうのがすごく感じたね。うん。 とても、エロティックで、セクシーで、…で、見た目よりかは、意外と堅くて。 …身持ちがよくて…魅力的で…いい恋してるなぁ、うん、と思う。 ま、フランスの…方々、です。Gacktで、「uncertain memory」。 ---- Gackt : uncertain memory ---- まあねぇ、基本的にね、僕…(笑)ふっ (笑)なぁんでお腹鳴ってるんだろうな?あぁ〜…。 ま、基本的にねぇ、僕の…ま、友達、フランスの友達っていうのはね、 …8割ぐらい女の子で、2割が男の子なの。 でもね、女の子もね…ま、そのねぇ…なんていうのかなぁ、 みんなかわいいんだよね、すごく。 うん、スレてない?…っていうのかなぁ。 で、もちろんスレてる子もいるんだよ?スレてる子もいるんだけど、 スレ…てる…子はスレてる子なのに、なんか魅力を感じるっていうのかなぁ、 …許してしまう、スレ。許してしまう、スレ加減。うん。 「んー、スレてる、スレてる」みたいな。わかる?(笑)ふふっ(笑) なんかね、例えばさ、僕がね、その、フランスの…女の子…がね、 すぅごいなって思ったことが、1つあって。 あのー…仕草。これはねぇ…ちょっと、 なかなか……うん、アメリカ人にも持ってない、優雅さを持ってる…とこがあって。 あのー…部屋でねぇ、話をしてる時に、 その女の子…はね、すぅごいこう、 普通ね、女の子が、男の子を見る時に、 こう…あごをあげて、下目使いに、相手を見たら、ムカつくでしょ? お互い逆だったとしても。 でも、こぉうやって、「ふーん、そうなんだぁ…」 みたいな感じで見てるわけ。 「…なんかいい!!」(笑)みたいな。(笑) 「なぁんかいいぞ!ちょっとぉ!!」みたいな。 「なぁんでそんな、キマるんだ?」みたいなさぁ、部分があって。 でね、その女の子が、いろいろ話をしてる時にね、 タバコ、ま、この話僕よくやるんだけどね、 タバコをね、あの…巻きタバコ…自分でね、作るタバコ、 いきなりね、バックの中からね、巻きタバコ…その、タバコの葉っぱを出して。 で、紙出して。 で、紙をね、話しながらだよ? ずぅーっと。 (咳ばらい) なんていうのかなぁ…、「うんうん。うんうん。」って相づち…うちながら、 まず、紙の真ん中に、ピューッて指で、線を引いて、 で、半分に折って、草を…タバコの葉を、ピュッ…ってとって、 サッて置くと、こぼれてないの。 で、トントントンってやって、こう、キュゥゥっと巻くわけ。 スルスルスルスルって。 もうね、完成されてるわけ、その動きが。 で、それまでは、ずぅーっとね、目を合わさないわけ。 で、最後に、あのー、巻きタバコっていうのは、舌で、なめて、 こう、紙と紙をくっつけるのね。 で、キュウゥーって巻いた後に、ピュウーってなめるわけ。 その瞬間にね、目線を合わせるの。わかる? もうねぇ、それをやられた時にね、 「もう、好きにしてくれ」と、「もういいんだ」と、 「うん、わかった脱ぐから」(笑)みたいな。(笑) もうねぇ、ほぉんとにねぇ…感動した! あんっな…綺麗な仕草ができる? そんなのさぁ、映画の中でもなかなかない…わけじゃない。 で、生でやったら、いやらしいだけにしか過ぎないはずなのに、 全ての動きにねぇ、嫌味がなくって。 もしかしたら嫌味があったのかもしれないけど、 それを打ち消すものがあったんだろうね、きっと。優雅なんだよ。 僕はねぇ、ああいうのを見た時に、うーん、女の子はこれまで、 女っていうものを、アピールできるのは、いいな…って思ったんだよね。 いつも、僕が思うのは、男には男の良さがあって、 女には女の良さが、あるわけじゃない。 けど、最近って、なんか、女の子もすごく強くなって、 男の子はものすごく、ま、柔軟になって、こう、性別の…間が、なくなってきてる? いいとこもあるんだけどね。 真ん中で…真ん中に寄りがちになってしまってさぁ、すごく…ガサツな部分。 例えば女の子の会話を聞いてたりすると、 「うわ、こわっ!」って思う時とかってやっぱいっぱいあるわけで。 例えばね、この前、ま、正直ショックだった…のがね、 たまたま…ちょっと買い物しに… えー、どこだったかなぁ…渋谷のね、東急ハンズに行ったの。 (笑)ふっはっはっはっはっは(笑) まあね、東京、渋谷の東急ハンズよく行くんだよ。 ん、なんか好きなんだよね。(笑)ふっ(笑) その後にパスタ食べていつも帰るんだけど。 で、何かしに行くわけじゃなくて、見るのは好きなのね、東急ハンズ。 でー…いっぱい物あるからさぁ。 で、そこで、みんながいろんな物買ってるでしょ? それを見るのがすぅごい好きで。 でー、たまたま、あれ、エスカレーターっていうの? エレベーター、どっち? エレベーター。 エレベーター乗った時に、女の子が二人、乗ってきたわけ。 そ、けっこうかわいかったの。 で、僕はこう、背中つけながら、その女の子見てたのね。 「かわいいなぁ…」って思ってたら… 「ねぇねぇ!何食う?」って言われた時に、「はぁあぁ〜〜…」って。 「……『食う』って言うんだぁ…」みたいなね。(笑) 僕はねぇ…「何食う?」「あぁ、あそこがおいしいしぃ、あれでいいんじゃん?」 「そうだよね! んー、じゃあ、腹減ったしぃ、あそこで食おっかぁ」 …っていうのを、聞いた時に、「…ダメだぁ〜!!…」って。 「こう…違うんだぁ!!」って思っちゃったんだよねぇ。 なんかね、冷めちゃったっていうか。 その子は、すっごいかわいいし、その二人ともね? けど、妙に、す、姿は女っぽいんだよ? けどね、ガサツな部分が、ものすごく感じちゃって。 女の子ってこんなものなのかなぁ…って思うと寂しくなっちゃって。 …うん、そういうね、なんかこう、まだ…『女の美しさ』みたいな? 『男の強さ』みたいな部分? で、ほんとの男の優しさ、女の子の持ってる儚さ、みたいな部分が、 明確に見えるのが…たまたま僕の入り口がフランスだった…っていうのかなぁ。 だから、すごくフランスが好き? 日本でもそういう子たち、まだまだいるし。 そういう子たちに会うと、やっぱりドキドキするし。うん。 女性には…うん、美しくあってほしい。Sarah Mclachlanで、「Angel」。 ---- Sarah Mclachlan : Angel ---- Gacktプロデューススーパーエディション ----------------------------------------------------------- ----------------------------------------------------------- Gacktプロデューススーパーエディション まあねぇ、この5回にわたってお送りする、Gacktプロデュース・スーパーエディション。 ま、最終回になってしまった今日。 Gackt…の、エトセトラと題して、とにかく語りたいこと、思いついたこと、 ま、話してるわけですが。 続いては、ライヴの話。 僕にとってねぇ、その、ライヴってものは何なのか? これはねぇ、まず僕自身にとって。 ……んー、答えを探している…場所? 答えを探せる場所。 常日頃、自分の存在とは? 自分自身とは? 人間とは? っていうのは、やっぱずぅーっと考えてて、 それが明確にわかる瞬間が、やっぱりライヴ…の時が多いんだよね。 …うーん、自分が、ライヴの中で、いろんなものが身体の中に降りてきて、 入ってきて、そこで感じれるものっていうのは、すごく大きくて。 うーん…ライヴで死ねたらね、最高だと思うね…。うん。 これは、そのアーティストとしてね。 ステージの上で、もし…ん、息絶えることがあったんだとしても、 幸せなんじゃないのかなぁって、思うぐらい、 ライヴっていうのは、僕にとって大事な場所。還る場所なのかなぁ…。 うーん、今まで一番印象的なライヴ…こぉれはねぇ… んー、やっぱり…そうだなぁ、…横浜アリーナ……かなぁ。 横浜アリーナがやっぱり自分の中で一番大切…なライヴ。 ……うん。…で、ONAIR WEST。 …これはねぇ、東京に来てねぇ、初めてみんなでステージに立った場所で。 …うん、この場所もすぅごい大切な場所で。 ……うん…覚えてるんだよ、初めての時の、ライヴを。 …実際にライヴ…やってね? でー、みんな思ってるように、うまくいかなくて。(咳ばらい) 反省する点はいっぱいあってさぁ。 …でー、みんな久しぶりだったっていうのもあったんだけど、 もっとやれたはずなのにっていう想いだけ? がもう、募っちゃって。 打ち上げなんてもう、葬式みたいになっちゃってさぁ。 でも、ここはこういう風にやったほうがいいと思う、 こうだったらいいと思う、こういう風にやるべきなんだっていうのを、 ライヴの、終わった後に、ずぅーっと朝まで話してて。 …で、ライヴの終わった後に、みんなで…ぶつかってもめて。 お前はこうだろ! ああだろ!みたいな話をね、やっぱ冷静にやってて。 うーん。あの時はほんとに…なんていうのかなぁ… すぅごいね、あの初めてのライヴ…で感じたことっていうのはね、 みんな大きかったんじゃないのかなって思うよね。 あれが、まあ…ある意味始まり、ある時点でのはじまりだったから…。 ライヴ空間っていうものって、すごく特別なもので…。 ま、よく思うのがね、ビジョンをよく、使うアーティスト、いるじゃない? まあ、ミュージシャン。も、いっつも思うの、ビジョン使うんだったら、 家でテレビで見りゃいいじゃん!(苦笑)って。うん。 結局、ビジョンをさ、ライヴの中で入れちゃうと…見てる子たちはさ、 みんなビジョン見ちゃ…って、本来、感じれるものが、感情しなくなるんだよね。 …うーん。もっと、いろんな使い方があるんじゃないのかなっていうのは、すごく感じる。 …うん…ライヴの中でしか感じれない…もの? で、それは、実際に距離ではさ、ものすごくちっさく見えるかもしれないけれども、 でも感じれるものっていうのはものすごく大きなもので。 実際に顔が見えてるわけではないのに、自分の脳に、相手の顔が…見える? 相手の目が浮かび上がる?っていうのは、 そこにライヴ空間でしかない、エネルギーや、その、気みたいなもの? もしくは意志? 力? が、存在するからだと思うのね。 それはすごく大切にしていきたいし…。うん。 それを、1人でも多くの人たちが、感じてほしいって思うの。 みんなにとって、コンサートとかライヴっていうのが、1つの、その人にとってね? …すべてじゃなくてね、還るべき場所であってほしいって、あってくれたらいいなと思う。 そこが、自分の還る場所の全てなんだっていうのとは、僕はちょっと違うなと思うの。 その人にとって大切なことっていうのは、まだまだいっぱいあるからさ。 ただ、疲れた時、何か見失った時、何か得ようとした時、 自分が前に進みたいと思ってる時、そんな時に…うん… 1つの還れる場所として、存在して…おきたいっていう気持ちがすごくある。 それが…うん、自分の、ライヴ、コンサート…っていうものに対しての 考え方…なのかもしれないね。 でね、最初に…ライヴをやった時のこともはっきり覚えてるんだけど、 も、とにかくね、みんな唖然? 口を…開けて、「なん…何だこれは!?」と。 …っていうのをね、すぅごい覚えてるね。一体、何者なんだ!?っていう。 ……うーん…初めはねぇ、すごくこう非難的な声もね、多くて。 でもね、そんなのどうでもよかったの。うん。 感じれる人は、必ず…うん、わかるし、必ず集まるし。 その時に自分が何かを探してる人たち?っていうのは、絶対ここの場所に来る。 …それはなぜかっていうと、僕も同じように探していて…その探せる場を?、 ここに作っているから…っていう確信があったから。 …んー、今となっては当り前だったこと、いっぱいあるけども、 当時はやっぱりね、すぅごいひどい言われようもあったしねぇ。 でも、そんなことは、ん、うん、当時からどうでもよくって。 とにかく自分たちの信じること? やってきたっていうことが。 で、その時からずーっとついてきてくれる…ファンの子たち? うん、やっぱり変わらない気持ちっていうのが…あって。 絶対に裏切っちゃいけない…っていう気持ち?…がここにあるから、 ……裏切れないんだよね。 裏切っちゃいけないし、うーん…宝だからさぁ。 ……なんていうのかな、ほんとに遠距離恋愛してる…みたいなもので。 全然会えなくって、会いたくって。 でー、会ってもまた違う場所に行かなきゃいけなくって。 そんな時に…んー…会いたかったっていう気持ちと、 また次に会える時まで…っていう気持ちと、すごく複雑なんだよね。 大切なんだよね、そういうのって。 うーん。僕はさ、基本的にすぅーごいわがままだと思うし。 自分…が描いたことっていうのは、絶対…うん、あきらめないっていうとこで、 すごく…しんどい…って思う人たちもいるかもしれない。 けど、こうやってついてきてくれるスタッフや仲間がいる。 で、それを信じて待ってくれる、ファンの子たちがいるっていうのは、 僕にとってはほんとに…『幸せ』って言葉でしか、言葉では表せないのかな?(咳ばらい) ん…えー、もうすぐ、ライヴ…がね、ま、全国ツアーが決定…したから、 やっとみんなに会えるっていう。(笑)実際にライヴ2年ぶりだから。 えー…まぁ、僕の…ライヴ、えー、決定しました。 『MARS〜空からの訪問者』ツアー。 4月27日、大宮ソニックシティー。4月30日、栃木県総合文化センター。 5月1日、えー、仙台市民…会館大ホール、これ逆のほうがいいのかな? 神奈川県立県民ホールが、5月3日。新潟県民会館、5月4日。 でー、福岡サンパレスが、5月10日。札幌市民会館が、5月の14日。 愛知県こうせ、愛知厚生年金会館が、5月の24と25。 えー、東京代々木競技場、第1体育館、これが、27、28。5月のね。 で、大阪厚生年金会館が、5月の31と、6月の1日と。 29、30、31、32。うん。 (笑)ふふはっ(笑)ハードだなぁ〜(笑)ふふっふっふっふっふ(笑) (笑)ハードだよねぇ(笑)ハードだよね、…大丈夫か? Gackt!?(笑) あはっはっはっは(笑) えー…、インフォメーション。これ日本クラウン…で受け付けて…います。 東京03-xxxx-xxxx。 東京03-xxxx-xxxx…うん、です。 うー…ん、ねぇ、ほんとに時間がない中で今動いてるから。 もう……カウントダウン始まってるでしょ? まぁ、みんな楽しみに…うん、待ってて、下さい。 もうすぐ、みんなに、会えます。 Gacktで「この誰もいない部屋で」。 ---- Gackt : この誰もいない部屋で ---- Gacktプロデューススーパーエディション ----------------------------------------------------------- ----------------------------------------------------------- Gacktプロデューススーパーエディション (BGM:Mirror) Gacktがお送りしてきたスーパーエディション。 まぁ、今日最終回で、まあね、Gacktのエトセトラ、Gacktの無情、Gacktの矛盾? と題して、お届けしてきました。 えー、さてここでリスナープレゼントのお知らせ。 えー、サイン入りポスター、抽選で、5名の方に、プレゼントします。 まぁね、このポスターほしいという方、ハガキに住所、氏名、電話番号、 そして、えー、今日の感想…などなど、書いて、ご応募下さい。 宛先は、今お聴きのFM局、Gacktプロデュース・スーパーエディション、 えー、『女よ 美しく、男よ 優しくあれ』プレゼントの係まで。 はぁ…時間まで、あとはフリートーク!(笑) ふっはっはっはっはっは(笑) えー…ほんとにねぇ、55分っていうのは(笑)短くてさぁ、なんにも喋れないんだよね。 (笑)ふっ(笑)核に触れようとすればするほどっ…触れられないんだよねぇ…。 まぁ、このね、全5回。 全5回、こう振り返ってみると、1回目はね『女とはなんぞや?』。 2回目、『Gacktのシネマクラブ』。 3番目、『Gacktのプライベート』。 4番目、え、4回目か、『Gacktのアルバム制作裏話』。 で、5回目、『Gacktのフランスと格闘技とライヴ』うん。(笑)ふっはっ(笑) 『フランスと格闘技とライヴ』ってぜんっぜんつながりないんだけどね。(笑) まぁ、こういうのが、僕かなぁ…。 混沌とした中に、何か、一点…見えるものが、あったんじゃないで、しょうか? それでは最後に、「Mirror」を聴きながら、お別れです。 スーパーエディションのお相手は、Gacktでした。 |
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