栄光のSINGERミシン 51W/52Wシリーズ ●ポストミシンの基本となった。すべてのポストミシンはここから発展! 基本は下送り、詳細はサブクラスによって異なる。最高回転数は2000〜3000rpm この機種もサブクラスが多い、1本針二本針含めその数は100種以上と推定される。 針棒-押さえ棒の芯間が7/8incであるところや、その他の諸元に関して今のポストミシンの原型となった。 本来、製靴に加え下着、婦人服などでの仕様も意識してサブクラスを展開していた。しかしSINGER社のような真のTOTALミシンメーカーなき今(布帛も厚物も生産だけしている会社は沢山あるが、横のつながりが希薄だったり、ただのコピー屋だったり。。。)厚物のカテゴリーに突っ込まれてしまった機械が他の業種へ展開されることはほとんどない。ポストミシンやシリンダーベットなどの存在を知らずに四苦八苦している縫製工場の話を聞くこともあるが、そんな活動をやる前に会社辞めちゃった自分・・・ ポスト型ミシンはその後パフ社を中心に発展したが、産地移動のため現在は台湾製ミシンが市場の中心。しかし中国での縫製がほとんどとなってしまった今、中国製ミシンに取って代わられる日はそう遠くはない。「ミシン」が手に入らなくなり「ミシンの様な物」だけになっちゃうのかぁ、さびしいなあ。パフがんばれ! |