栄光のSINGERミシン 137wシリーズ ●うーん、こいつの新型もあったような気がするけど資料が発見できず 二本針本縫い千鳥ミシン 普通は考えない二本針の千鳥である。釜は水平釜、そして針棒の動きに同期してHOOK SADDLEごと釜も左右に動いている。実際に機械回してみるとなんだかすごい、釜が左右に動いて、そりゃあもう。 今はもうどこも作っていない幻の機械。手袋の薄い皮にゴムテープを千鳥で縫い付ける工程はこの機械でのみしかできない。(まあ一本針でふり幅でかくして対応する手もあるのはあるが)なんせゴムを相手にすると二度縫いしようったって平行には縫えないのであるから一気に縫って終わらせたいのである。 かつては中古でカナリの高値であったはず。しかし今はもうのっこっちゃあいないんだろうなあ。機械とともにこの工程も消えちゃったんですかねえ?? |