産業構造転換と、地域振興について伺う。 このことについて、可能性はたくさんあるが十分生かされているのか、と思うことが二つほどあった。 一つは、中国との観光・交流拡大についてである。一昨年、寧夏回族自治区に植樹で行った際、チャーター機の片道が空気を運んでいる実情について、何とか生かす方法はないかと聞いたが、とても困難との返事。 先日、松江在住で中国の大学で教鞭をとる方と話す機会があった。先生は、この夏、中国の高校生の修学旅行を企画し、チャーター機で出雲空港に送り込むため奔走していらっしゃる。この二つを結ぶことはできないか。 もう一つは松江発のRuby。この話は後にして、恐らく、このような力を持った人がたくさんおり、その人達を生かして行く、うまくつないでいけば、可能性はもっと広がるように思う。 県民の持つ力や素材、という情報を一番集積・蓄積しているのが県庁である。地域振興の基盤として、その情報の一元化や、ネットワーク化させるなど活用する機能を磨く必要があるように思う。県の考え方を伺う。 |