【有料データベースが無料で〜でも】
昨年の2月議会で、アメリカの図書館事情を基にビジネス支援機能などの多様なニーズに対応する図書館のあり方を取り上げましたが、このほど島根県立図書館にビジネス・就業支援コーナーがオープンしました。
今日午後、その様子を見るために図書館を訪ねてきました。とても小さなスペースで、とりあえずスタートという感じですが、「日経テレコン21」や「朝日新聞記事データベース」などが誰でも無料で!!使えるパソコンも設置され、産業分野や就業支援関係の本や県内企業等のパンフレットなども備え付けられています。ビジネスマンにとって、これは重宝しそうですよ。
でも、利用しようと思って出向いて吃驚!ということもありそうです。だって、置かれているパソコンはノート型1台だけですので。アメリカなどの実情を考えると、余りの落差にもう一度吃驚、がっくり。しかし、それだって大変な苦心の中、中古パソコンが調達されていたのです。皆さんにしっかり利用していただいて、もっと利用できるパソコンを増やして!という要望で職員の対応が大変、という位な実績を積んで充実させていきたいものと思っています。
皆さん!ご利用のほど宜しくお願い致します。また、まわりの皆さんにも口コミ宜しくお願い致します。図書館の高機能化、利用者の力で勝ち取って行きたいものです。
【駐車場は】
図書館に着いたそのとき、駐車場の外の路上に3台の車が駐車していましたが、幸い駐車場に1台分の空きスペース。しめた!と駐車し、図書館までの道すがら、そう言えば駐車場問題はどうなったかと考えながらお邪魔しました。
話の最後に、館長のほうから駐車場問題ですが、植え込みのさつきが3本ほど抜いてありましたでしょうと先制攻撃。ん?どういうことと思っていると守衛所を図書館の駐車場の近くで、来館者の車がよく見える場所に〜現在は100メートル以上離れている〜移設し、来館者を職員駐車場の空きスペースに効率よく案内しようという作戦。その場所がさつきを抜いたところとのこと。
実際、スペースの関係で今以上の駐車場の確保はできないとのこと。苦肉の策、十分とは言えないでしょうが、智恵を絞っただけで利用者へのサービスは格段に向上です。
【暖かサービス】
財政が厳し過ぎて智恵も絞りようがないという悲観的な話もありますが、県民の目線で、県民のための暖かなサービス、施策に智恵を絞って行きたいものだと改めて感じた一日でした。 |
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