三島おさむの県政つうしん REPORT SHIMANE TOP
三島おさむについて
自己紹介主張
職務について
議会質問議会ではその他の活動
趣味と情報について
ブログ趣味と写真三島情報
関連項目
リンクメルマガ
HOME/トップページ
トップページ > 三島おさむについて > 主張 > 島根の将来像

島根の将来像

[2004/6/18]
 「自立的に発展できる快適で活力のある島根」、これって何だかわかりますか?
 2004年6月議会の最大の焦点は、ここに集約されるのではないかと思います。6月議会で特に感じていることと、私の一問一答質疑について報告します。

【県の将来像】
 ご承知のように、昨年の地財ショックに伴う地方交付税の大幅な落ち込みなどを背景に、厳しい中期財政改革基本方針の策定が進んでいます。この改革は、県民の皆様にまことに厳しい窮乏状況を強いることになります。
 県は県民との協働を掲げ、民間にできることは民間にという掛け声ですが、事業量が激減し、民間にできることは民間にという施策を進めると自分達の仕事さえなくなってしまうという現実や、全国一の水準となる給与カットなどの現実を前に、県庁が自信を喪失しようとしています。官庁に支えられている民間は尚更です。
 耐乏を押し付けるだけでは県民は付いてこない、耐乏の先にはどのような県の将来像があるのか、それを具体的に示して欲しいという問いかけが、多くの議員から出されました。その答が冒頭に引用した将来像であります。
 この答に、誰一人納得している議員はいないと思います。にもかかわらず、知事は最後までこの答を繰り返しました。私の質問への答弁でもこの一節が語られました。途中で変わるのもおかしいですが。
 今ほど、強く、わかり易いメッセージを県民に向かって発信することが求められているときはないのではないでしょうか。
 県庁が、県民が、希望をもち、勇気を奮い起こし厳しき現実に立ち向かう、その希望の灯ともなる島根県の目指す具体的な将来像、みなさん、この知事の示す将来像で納得ですか?力が出ますか?

【体裁と現実】
 その原点を問いたいとの思いで、文化芸術振興について取り上げました。
 答弁で一番がっかりしたのは、島根県の企業メセナについてであります。制度活用、おそらく八雲国際演劇祭が県内では唯一ではないでしょうか。が、これは県内の窓口となっている文化振興財団を通してではなく、劇団あしぶえの皆さんが東京の窓口と直接やりとりをして適用を受けているものです。
 答弁を読み返して、県がやったとは書いてありませんが、県が関与もしていないことをことさら答弁の中に書き込み、体裁をつけようとする。
 現実をさらけ出し、知事や部長が直接思いのたけを、ありのままを訴えかける。少々外れようが、いいじゃないでしょうか。
前のページ ページのトップ