次期韓国大統領に56歳のノ・ムヒョン氏が当選し、太陽政策が継続されることになりました。
韓国国民は、北朝鮮の核脅威をものともせず、野党ハンナラ党の67歳のイ・フェチャン氏ではなく少数与党のノ氏を選択したのです。
今日の新聞、毎日と読売の社説しか読んでいませんが、まるっきり違う論評です。原則論・精神論から言えばノ・ムヒョン氏の太陽政策で行くべきだと思うのですが、最近の北朝鮮(以前から一緒でしょうが)の拉致問題への対応や核問題への対応などを見る限りでは、そうした対応も利用されるだけのような気もします。力の外交では、憎悪の種を後々まで残すことになり、本質的な解決にはつながらないと思うのですが、異常人格者に率いられた国にはまともな論理は通用しないのもどうやら事実のようです。
私には、毎日と読売の社説についてどちらに組するのか、今すぐ結論が出せる知識と、確固とした考えがないのが残念ですが、愚かな指導者に率いられた民衆は、本当に悲惨で可哀想です。
韓国の大統領選挙を見て、私に唯一言えることは、民衆、特に若い世代は世代交代を望み、変革を望んでいるということです。世界の潮流ともいえるこうした流れに、敏感に反応できる感性を磨かなければと思っています。 |
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