T-FM 恵俊彰のディアフレンズ |
恵俊彰のディアフレンズ ------------------------------------------ (Gackt:G 恵:M) M:11時になりました。おはようございます。 恵俊彰です。 TOKYO-FMをキーステーションに全国38局を結んでお送りしております、 恵俊彰のディアフレンズ。 M:さて、今週のディアフレンズは、スペシャル企画! 「あの人の初恋!今だから話せるピュアストーリー」(パチパチパチ) えー〜ということでですねぇ、もう、ほん…ぜんっぜんピュアじゃないんですけど(苦笑) G:あっはっはっは…(笑) M:すいませんほんとに。 M:えーも、やっぱこの時期ね、バレンタインデーも先週ありましたし、 やっぱりなんかこう…ねぇ、言えなかった想いとか、 伝えられなかった想いをこう、伝えた方もたくさんいらっしゃるんじゃないんでしょうか。 えーということでやっぱりもうみんなにある、まぁ共通なことというのが“初恋”だと思うんですけど、 今週一週間はですね、この初恋についていろいろ、色んな方とお話していきたいと思っております。 M:さあ、今日のゲストなんですけれども、初日です! この方から始まるということでね、やっぱこうまさに、このテーマにしたようなものです。 Gacktさんです。おはようございます。 G:おはようございます。 M:久しぶりですね。 G:二ヶ月ぶり…ぐらいですか? M:ぐらいですよ。お変わりなく。 G:お元気そうで。 M:いえいえいえいえ、ほんとになんか…今日はね、Gacktさんね、あの丁度先週の月曜日、 バレンタインデーにGacktさんのアルバムをリリースなさってるじゃないですか。 その名も「Love Letter」。 G:はい。 M:ですからやっぱり、今日は何といってもその、 やっぱりこう…恋愛について話していきたいなと思うんですけど。 G:はい。 M:ダメですか? G:や、全然。 M:いいですか? G:はい。 M:なんか、いろんな恋してそうですね。 G:いやでも結構…失敗してるかなぁ〜。 M:マジすか? G;僕はもうほんとに、いっぱい失敗して、いっぱい泣いて、いっぱい傷ついて。 M:え、ほんとに? G:うん、ほんっとに。 M:や、ほんとのこと話してくださいよ? G:や、ほんっとに。 M:なるほどねぇ、今日はちょっと30分すごい興味深いんですけども。 ちょっとオープニングに聞いておきますけども、 G:はい。 M:ま、愛と恋ってあるじゃないですか。 G:はい。 M:今日はまあ恋について話をしたいんですけども、 Gacktさんにとって“恋”とは何ですか? G:恋は求めるもの、愛は与えるもの。 M:か〜〜ほんとに似合いますね、そういう台詞が。 G:はっはっはっはっはっは…っはっはっはっはっは…(笑) M:えー今日はGacktさんと30分、“初恋”について、ピュアなお話を伺っていきたいと思います。 最後までよろしく、お願いします。 G:お願いしま〜す。 恵俊彰のディアフレンズ ------------------------------------------------- (BGM : Love Letter) M:恵俊彰のディアフレンズ。 今朝はGacktさんをスタジオにお迎えしております。 よろしくお願いしまーす。 G:お願いします。 M:えー先週の、お、月曜日がバレンタインデーだったんですけれども、 その日に、Gacktさんの、えー7枚目のアル…アルバム「Love Letter」、 これがリリースになっております。 Gacktさんってラブレターって書いたことあるんですか? G:いっぱい。 M:えっ? G:あっはっはっはっはっは…(笑) M:まじすか? G:(笑)ほんっとに。 M:え、じゃあ気持ちを伝える時ってラブレターなんですか? G:あの…最初ってね、 M:はい。 G:僕、目茶目茶緊張しいで、 M:はい。 G:もうほんっとに女の子を前にして何も言えなくて。 M:あ、それは何となくわかりますよ。はい。 G:でー別にその女の子の前まで行くことはできるし、 M:はい。 G:恥かしくはないんだけども、 M:えぇ。 G:行ってこう…こ、口が動かないというか。 M:ほう、ほう。 G:それで、 M:うん、 G:まず最初はやっぱり、ま、言えないから、 M:えぇ。 G:ラブレター…を書いて。 M:はぁ〜。 G:そしたら、あまりにこう、自分のレベルの低さを知るというか。 M:ほうほうほうほう。 G:こんなに、 M:はい。 G:自分には語録がないのかって。 M:ん〜! G:なんでこう素敵な台詞が出てこないんだろうっていうことで、 M:あ〜…。 G:ま、徹夜して悩んで、 M:はぁはぁはぁ。 G:いろんなこと書いては捨てて、書いては捨てて、みたいな。 M:はぁ〜。 G:それずっとこう繰り返して。 M:や、でも分かります。 僕はねぇ、あのー…届けたことはないんですよ。 でも書いたことはあるんです。 G:うん。 M:で、同じ気持ちですよ。 で、彼女のことすごい好きなのに、言葉にすると出てこないんですよ。 G:ね。 M:それで、何かわかんない、単純になん…例えば目が好きであったりとかいう…いう風に書いても、 すごく何かチープな… G:そうそうそうそう。 M:いや、こんな想いじゃないんだとか。 G:そうそうそうそう。 M:や、違う違うビリビリ、みたいな。 G:そうそうそう、ほんとにそんな感じで。 M:何でそのうち、何で俺はこの子のことが好きなんだろう、なんて、 ちょっと考えたりなんかして、ぼーっと。 え、何でだろう?あ〜あのシーンが好きだったんだなとか、 色々こう… G:うん。 M:回想していく…いくんですよね。 G:結局、ラブレター書く…書いてるときって、 M:はい。 G:恋に恋にしてるのか、 M:はいはいはい。 G:その人に恋をしてるのか、 M:はい。 G:どっちか分かんなくなったりとか。 M:わかります。 G:書いてる最中に、その自分の想いをまとめたりとか、整理したりとか、 M:はぁ〜 G:ま、そういうこうトレーニングにもなるし。 M:分かった!(ポン) 僕ね、Gacktさんがオープニングにね、ゆったでしょ? 恋は求めるもの、 G:うん。 M:愛は与えるものってゆってたじゃないですか? G:うん。 M:わか…僕は答え出ましたよ、僕なりに。 恋はね、一人で膨らんでいくものなんですよ。 G:うん。 M:で、愛っていうのは一緒に膨らませるもの。 G:育んでいく。 M:育んでいく。 G:うん、素晴らしい。 M:これありますよね? G:素晴らしい。 M:だからあの中学の時とか高校の時…時とかに、女の子好きになる時って、 別にこうほらねぇ、寝泊りするわけじゃないし、 G:うん。 M:ま、精々行っても映画のデートぐらいで、 G:うん。 M:ねぇ、何時かになったら帰らなきゃいけなくて、 G:うん。 M:で、彼女に会わない時間の方が多いじゃないですか? G:で、その中で、こう一人で楽しめる…時間が、ね? M:そう〜なんですよね。 G:いっぱいあって。 (BGM : etude) M:でもどっちでした? その、何か自分が一生懸命やってるところを数多く見せようと、 話さずにね、 G:うん。 M:会話をせずに、なんか頑張って、例えばこう、うー…体育祭で一番になるとか、 文化祭で何かやる、っていうことを発表するタイプか、 G:うん。 M:それとも、なんかこうお友達になっていく… G:あ〜……僕は、結構もう気持ちを先に伝えて、 僕にはできないこともあるけど、僕にしかできないこともあるよって、いうこと…を、 見せ、見せていきたいタイプ…かな? M:あ、え、じゃあまず…じゃあその手紙か何かで伝えるんですか? G:まず必ず伝えて。まあでも高校になった時ぐらいからは、 M:えぇ。 G:もう、言葉で伝えられるようになって。 で、もちろん上手くいく時と、上手くいかない時があって。 M:うん。 G:もう… M:ねぇねぇ、Gacktさんって、あの〜Gacktさんが例えば好きな子いたとするじゃないですか? クラスにね。 G:うん。 M:そうすると、ばれやすい方ですか?みんなに。それともばれにくい方ですか? Gacktさんの好きな人わからないって言われる方ですか? G:う〜ん…あのね、例えば…僕はね、高2の時に好きになった…女の子とか、 M:はい。 G:またそれも非常〜にこう、酷いシチュエーションだなと思ってて。 M:え、どんなシチュエーションなんですか? G:僕、年上の女の子で、 M:うん。 G:彼女…相手が。 M:えぇ。 G:で、相手と仲良くなって、 M:うん。 G:で、相手には彼氏がいて、 M:はぁ! G:その彼氏っていうのは、野球部のキャプテンで生徒会長で、 M:あぁ、もうスーパーマンだ。 G:いわゆる学年で、 M:えぇ。 G:一番頭のいい子… M:はい。 G:子で。 M:えぇ。 G:で、その彼女っていうのは、 M:うん。 G:あの学年で2番目に頭のいい子で。 M:か〜。 G:もうそのスーパーカップルみたいな… M:う〜ん! G:子で。 M:えぇ。 G:で、片や僕は学校にほとんど行かない。 M:えぇ。 G:もう、あの放課後になったら学校に行くような、 M:えぇ。 G:もうフラフラ遊んでる… M:はいはいはい。 G:感じで。 M:はい。 G:でも、たまたまその女の子と仲良くなっちゃって、 M:えぇ。 G:で、気が付いたら、まあなんか好きになってて、 M:はい。 G:結局なんか僕…と付き合うことに、なっちゃって。 M:その、ナンバーワンの男を捨てて!? G:そうそうそう。そしたら、やっぱり一個上でしょ?年は。 M:えぇえぇ。 G:でーやっぱり高校の時って上下関係非常に強いでしょ? M:はい、はいはいはい。 G:で、僕は、やっぱりそういう中でこう…結構イケイケでやってたから、 M:えぇ。 G:そしたらもういきなり、 M:うん。 G:こいつが、 M:うん。 G:女の子をたぶらかして取ったとかって言われて。 M:ほうほう、ほう。 G:もう、すごい酷い状態で。 M:ほう。 G:そしたら、同じ学年の連中でも野球部の連中は、 M:あぁ。 G:一切僕と口きかなくなっちゃって。 M:あぁ、先輩の彼女取ったやつ、こいつだ!みたいな。 G:で、もう、っていうか、仲いいヤツはいっぱいいたんだけど、 M:うん。 G:やっぱり先輩の建前、 M:はい。 G:やっぱり喋れなくなっちゃって。 M:あるなぁ〜〜…はぁ、それでどうしたんですか? G:いや〜でももう仕様がないから、 M:結果的にはどうしたんですか?彼女と貫いたんですか、それとも別れたんですか? G:や、もうずっと付き合ってたよ。 M:付き合ったんですか。 G:えぇ。こう、ひ… M:彼女は何だったんですかね?彼女の気持ちとしては、ね? そりゃ今のGacktさんじゃないわけですから、 G:うん。 G:何が楽しかったか分からないけど、 M:うん。 G:その僕って、基本的に学校にあんまり行かなくって。 M:うん。 G:でも勉強しないわけじゃなくて。 M:うん。 G:例えば天気がいいな〜と思ったら、 M:うん。 G:あの、川辺に行って本読んだりとか、 M:ほうほうほう。あ、別に不良ってわけじゃないん… G:や、まあケン…もちろんケンカもしたけど、 M:うん。 G:あの、ちょっと変わってるっていう、 M:ほうほうほうほう。 G:感じだったのかな。 M:ほう。 G:なんか、みんなと同じ行動を M:うん。 G:別にしなくたって、 M:うんうん。 G:いいんじゃないのって。 M:うん。うんうんうんうん。 G:で、すごいその担任の先生がね、非常に理解力…のある人で、 M:うん、うん。 G:ま、僕にゆってくれた言葉が、 M:うん、うん。 G:その、学校に来ることが全てじゃない、と。 M:ほう。 G:で、学校っていうのは、自分のやりたいこと見つける場所で、 M:うん。 G:その授業を? M:うん。 G:受けなくても構わない。 M:うん。 G:ただし、学校にもルールがあって、 M:うん。 G:ある程度、出席日数をクリアしないと、 M:はいはい、卒業… G:上がることはできない。だからそれを自分で計算しているんであれば、 M:うん。 G:やりたいことがあるんだったらやれと。 M:あ、いい先生ですね〜。 G:っていうことを僕すごい、入った当初からサシでずっと喋ってて、 M:そういうだから型にはまらない所が、 G:う〜ん、ま、 M:惹かれたんですかね? G:惹かれたのかな、と、思うけど、で… M:それで自身に満ちてたんでしょうね、だからGacktさんも。 G:うん、かもしれない。 M:うん、ね? G:うん。 M:普通にフラフラしてるわけじゃなくて、俺はちゃんと、 自分なりの考えを持ってこうやってるんだよっていうことが、 G:まぁ、そういう… M:伝わってたんでしょうね。 G:多分そういうとこはあったと思う。 M:「はっ…私が今まで会ったことのないようなタイプの人…」 G:あっはっはっははっはっは…(笑) M:みたいな、ことでしょ? G:(笑)だったかもしれない。 M:なんか本宮ひろ志の漫画みたいなことでしょ?だから。 G:あっはっはっはっ…(笑) M:型破りな。 G:はっは…(笑) M:やってくださいよ、なんかそういう、そういうの。 G:あっはっはっは!(笑) M:ドラマを。 G:(笑)…あの帽子がこうギザギザ… M:ギザギザ、ギザギザみたいな。 G:ギザギザみたいな帽子の。 M:似合いそうじゃないじゃないですか。 M:えー一曲挟んでからお話伺っていきたいんですけれども、 えーじゃ、Gacktさん…の、アルバム、お届けしたいんですけども、 何にしましょう? G:「ありったけの愛で」 M:はい。 ---- ありったけの愛で ---- -------------------------------------------------- M:ディアフレンズ、TOYOTA SOUND PORTRAIT。 スタジオには今朝のゲスト、Gacktさんをお迎えしております。 (BGM : 君に逢いたくて) M:さて、今週はですね、「あの人の初恋、今だから話せるピュアストーリー」 ということで、まあその初恋の話を伺って行きたいなと思うんですけども。 初恋って…いつぐらいですか? G:幼稚園かなぁ…。 M:早いですね〜はは(笑) G:幼稚園の時に、 M:うん。 G:ま、先生に恋を… M:先生に恋したの? G:恋をして。 M:バカじゃない? G:あっはっはっはっはっは…(笑) M:何を考えてるんですか! G:っはっは(笑)恋を。 M:好きと思うんでしょ? G:好き、もう大好きで! やっぱり美しいでしょ?完成されてて。 M:そうですね。 G:ちょうどその例えば保育園とか幼稚園の先生って、 M:うん。 G:20歳を過ぎるくらいで、 M:はぁはい。 G:まあ短大出くらいでしょ?ちょうど。 M:はいはい、はいはい。 G:で、大人として、 M:うん。 G:一番こう…ようやく大人になりました、 M:はいはい。 G:っていう時…に、 M:はい。 G:その自分の中で、 M:はい。 G:自分…の周りにいるその幼稚園生って、 M:はい。 G:って記憶がすごいあって。 M:はい。 G:幼稚園生っていうのは、 M:はい。 G:す〜ごくダサい服を着て、 M:ダサい!(笑)…っていうか、だって五歳、六歳しょうがないじゃないですか!(笑) G:あっは(笑) M:自分の意思で洋服を選んでないんですから〜。 G:であの、三頭身ぐらいの体型でしょ? M:(笑)仕様がないでしょ〜五歳、六歳なんですから。 G:ま、それも、自分もそうなんだけど、 M:えぇ。 G:でもそれが許せなくて。 M:ほう。 G:僕のその好きな先生っていうのは、ハーフかクォーター… M:うんうん。 G:だったと思うんだけど、 M:うん。 G:すぅごい綺麗で。 M:はい。 G:話し方、 M:うん。 G:雰囲気、 M:うん。 G:で、目がもう、とにかく綺麗で。 M:うん。 G:ついでに身長も高くて。 M:…五歳とか六歳の時、思うんですか? G:すごい…名前もしっかり覚えてて。 M:おかしいですよ! G:何で? M:(笑)そんな、五歳六歳で(笑)目が綺麗なんて! G:や、絶対に美学って、 M:えぇ。 G:もうそれぐらいからもう、備わってると思う。 M:元来、年上好きなんですか?じゃあ。 さっきから聞いてると。 G:や、もう、その理想の姿がもう、その… M:あ、その先生に。 G:そ、その…その姿にできてて。 M:はぁ〜…好きってゆったんですか? G:ゆった。 M:先生に。 G:先生に。 M:で、先生も「はい、好きよ」って言うでしょ、それ。 G:そうそれがね、すっごい悔しくて。 M:あはははははは…(笑) G:その、バカにされてる感じが。 M:(笑)それは、バカにしてるんじゃないですって。 G:いや、でね、そのねぇ…ま、ある日、僕もまあ、その「好きだ」ってゆって、 M:はい。 G:その「好きだよ」って言ってくれるのが、 M:はい。 G:すぅごい嬉しくて。 M:えぇ。 G:ある日まあ、僕、一人だけ帰るのが、 M:うん。 G:遅くなっちゃって、 M:うん。 G:で、先生が待ってくれてたの。 で、そしたら、「先生も、もうそろそろ行かなきゃ」 M:うん。 G:ってゆって、「迎えに来てくれるから」ってゆわれて、 M:うん。 G:で、まぁがーって下まで階段があってね。 M:うん。 G:その階段の下に、 M:うん。 G:ま、道路があって、 M:うん。 G:その道路のところにスポーツカーが止まってて、 M:うん。 G:で、まあ僕と一緒に下りて行くと、 M:えぇえぇ。 G:中からカチャッて、 M:はい。 G:背の高い、 M:はい。 G:男の人が出てきて、 M:ほうほう。 G:「遅いよ」とかって。 M:おう! G:もう、カチーーンってきて、 M:あっはっはっはっはっは(笑)五歳と二十歳のカップルが。 G:「誰だ、お前は?」みたいな。 M:は〜。 G:もうね、ほんっとに。でも、またその彼氏を見る彼女の…その顔が嬉しそうで、 M:うん。 G:で、僕…は、全く眼中に入ってなくて、 M:そりゃそうですよ(笑)子供ですもん、だって!(笑) G:もう僕は…僕は、こう顔を見上げて二人の会話を聞いている、 M:すごい。 G:その状況が、たまらなく嫌で。 M:ほう、早く大人になりたい… G:早く大人になりたくて。 M:はぁ〜すごい勝負しますねぇ。 G:いや〜でもねぇ、あの時ほんとに傷ついちゃって。 僕ね、もうかなり早い時期から、相当ませてたと思うよ。 M:年上と付き合うことも多かったんですよね、じゃあ。 G:うん、皆ほとんど年上。 M:は〜。 G:ずっと年上…で。 M:でもね、Gacktさんね、そのもてたいっていうのって、 G:うん。 M:自分が好きの…な子からもてることが、中学高校のもてたい…じゃないですか? G:うん、うん。 M:ね、そういうことってあるよね? G:すごいね、すごい嬉しいことで、 M:それありました? G:うん…ま、それは、まあこう、意思が通じて、 M:うん。 G:でもさっきも、さっきも話したん…だけど、ある…ま、それも年上の女の子で、 M:うん。 G:で、大好きで、僕が。 M:うんうん。 G:ずーっとこの子は目茶目茶可愛いと思ってる子が、 M:うんうん。 G:ま、こう気持ちを伝えて、 M:うん。 G:…で、付き合い始めて、 M:うん。 G:もうすぅごい幸せで、 M:ほうほうほう。 G:で、一週間…経って、 M:うん。 G:一週間後に、「時間あるかな?」って言われて。 M:えぇえぇ。 G:「あるよ」って言って、 M:えぇ。 G:いつも通り会いに行…って、 M:うん。 G:喋るのかなと思ったら、 M:うん。 G:話をしてると、 M:うん。 G:「…別れたい」とかって言われて、 M:うん! G:もう、わけわかんなくって。 M:えぇ。 G:「何か悪いことしたかな」っていうこと…しかもうないでしょ? M:えぇ、えぇ。 G:そしたら、受験勉強を…が、もうできないって。 M:あぁ〜。 G:もう気になって。 M:はぁ〜。 G:だから別れるって言われた時に、「何ゆってんだこいつ?」みたいな。 M:うん。 G:もうね、頭にきて。 M:うん。 G:で、もういいってゆって、離れちゃって。 M:うん、うん。 G:僕も意地があったから。 M:うん。 G:で、離れて、でー…4日ぐらい経って、 学校の廊下…でね、昼休みとかって声がするでしょ? で、僕自販機で飲み物買ってる時に、 M:うん。 G:振り返った瞬間にバンって女の子がぶつかってきて、 M:うんうん。 G:僕のその好きだった女の子、すぅごいロングの子で、 M:うんうん。 G:綺麗な髪の毛の子だったんだけど、 M:うんうん。 G:振り返ってばんってぶつかった時に、「あぁ、ごめん」 M:うん。 G:ってゆって、ぱって顔上げた女の子が、 M:うん。 G:その女の子で、 M:ほうほう。 G:髪の毛がね、 M:うん。 G:全部ショートになってて、 M:ほう。 G:僕ね、それ見た時にねぇ、 M:はい。 G:「うわ〜ここまで髪切らせてしまったんだ…」っていう気持ちが すぅごいこう、苦しくて、 M:はぁ〜 G:なんかもっと優しい言葉かけれたんじゃないのかな、とか。 M:あぁ〜… G:情けない…って思っちゃって。 M:あぁ〜なんかその、若気の至りというかね。 G:うん。 M:なんか…自分の意地があったりとか…ね。 G:そうそう。 M:か〜… G:で、その女の子は見られた、みたいな、顔して、 M:あ〜… G:ぱーって走ってくし。 M:見られたくなかったんでしょうね。 ま、でも彼女なりになんか、整理したんでしょうね。 G:うん、多分。色んな気持ちの整理があって、 M:そうでしょうね。 G:多分そうしたと思うんだけど。 だって、その女の子、ずっと髪の毛長かったから。 M:うーん…俺、「何で?」って食い下がったこと死ぬほどあるんですけどね。 G:ふっはっはっはっはっはっは…(笑) M:何で、別れるの?何で?俺だよ?俺!みたいな。 G:ふっはっはっはっはっは…(笑) M:よく分けわかんない自身はあったんですけど。 M:さあじゃあ、リクエストを今度はね、Gacktさん頂きたいんですけども、 Gacktさんの好きな曲、思い出のある曲、何にしましょう? G:まああの初恋って言うよりかは、 M:はい。 G:まああの、深い、 M:ほう。 G:すごい深い恋愛をした、 M:うん。 G:思い出の一曲で。 M:はい。 G:このDREAMS COME TUREの、 M:ほう G:「すき」という… M:あ〜ま、まさにそのまんまですね。 「すき」えーわかりました。聴いてみましょう。 ---- すき ---- M:やっぱりその曲っていうのは思い出の…目次って僕、いつも思うんですけど、 G:うん。 M:この「すき」っていう曲を聴いたら、きっとその…方を思い出して、 G:もういつも思い出す。 M:ね? G:うん。不思議なぐらい、鮮明に思い出す。 そのシチュエーションまでしっかり覚えてて、 M:うん。 G:いつもこの曲を聴いてるのは車の中で、 M:ほう… G:で、いつも仕事帰りの車の中で、彼女を送っていく時に、 M:うん。 G:その…横に乗ってる、 M:うん。 G:彼女が、まあ大好きで、 M:うん。 G:でー…「私もこんなんだったんだよね〜」って M:うん。 G:ゆってるその言葉がすごく、 M:うん。 G:印象的で。 M:うん。 G:で、その彼女がいなくな…ってからも、やっぱり未だにこの曲を聴くと、 M:うん。 G:こうふっとこう…普段音楽が流れててもね、そんなにあんまり、まあBGMとして、 M:うん。 G:受け止められるでしょ? M:うん。 G:けど、この曲がぱって街の中とかでかかったりとか、 M:うん。 G:ふっとラジオでぱっと流れたりとかすると、 M:うん。 G:やっぱりこう、はっ…てこう、止まる瞬間… M:うん…うん。 G:…っていうのがあって、「何やってるのかな…」 M:うん。 G:とか、まあ男ってのは、未練たらしいもんだな〜って。 M:あっはっはっはっは…ほんっとですよね〜。 G:ほんっとに。 M:まあでも逆に言えばその、音楽の力の凄さだなって気がしますけどもね。 えーお送りした曲は今日のゲスト、Gacktさんの、 恋の思い出がたっぷりつまった一曲ですね。 DREAMS COME TRUEの「すき」でした。 M:TOYOTA SOUND PORTRAIT、 Dream Your Dreams、TOYOTA自動車がお送りしました。 -------------------------------------------------- M:ディアフレンズ、今朝はGacktさんをお迎えしました。 G:どうもありがとうございました。 M:えーGacktさんのニューアルバムですね、「Love Letter」は、 既にリリースになっております。 G:はい。 M:えーそして、えー今後の予定としては、秋からツアーが決定して… G:えぇ。 M:…るんですね。Gacktさんね。 G:はい。 M:また細かい場所とかまでは、まだまだ決まってないんですけど、 とりあえず、12月の24日、つまりクリスマスの日には東京ドームの公演が決定していると。 G:えぇ。 M:早いですね〜。 G:まあ、今年…僕まだ東京ドームやったことなくて、 M:あ、そうですか。 G:えぇ、嫌いで(苦笑) M:嫌いなんですか? G:結構。 M:ほう。 G:で…まああの、スタッフ…も含めて、 M:うん。 G:東京ドームでやりませんかっていう、 M:うん。 G:コールが昔から結構あって、 M:うんうんうん。 G:ずっと断ってたんだけど。 M:うん。 G:んーまぁ、何か意味があるんだったらってゆって、 M:うん。 G:で、クリスマスの日に押さえることができたから、 M:うん。うん。 G:是非って話で。 M:うん。 G:ん、だったら、そこまでやってくれるんだったら、 M:うん。 G:僕も…頑張ってやるよっていう話で。 M:うん。はい。 G:東京ドームで。 M:はい。も、早くも、もう今年のクリスマスイブ、えー決定しておりますので。 えーまあ詳しいことはGacktさんのホームページ、 まあ多分Gacktで検索すると、多分出てくると思うんで、 えー是非、チェックしてみてください。 M:えーなんか今日はもうすごくピュアな話ができて、よかったなと、 G:はい。 M:素敵な30分だったな、と。 G:いやもうなんか、久しぶりにこういう話したなと思って。 M:そうですね。 G:なんか僕、ちょっと恵さんと距離がちょっと近づいたのが、 M:あ!嬉しいです。 G:あの恵さんの…さんが、まるで、あの僕と同じような性格に、 M:そう!これね。 G:なんか不思議な感じが。 M:えぇ…僕はGacktさんのこと好きになるかもしれない… G:あっはっはっはっは…笑 M:すいません、そのときはお願いします。 G:いえ(笑) M:えーということで、恵俊彰のディアフレンズ、 今朝は、Gacktさんをお迎えしました。 どうもありがとうございました! G:ありがとうございました。 M:さて、「あの人の初恋、今だから話せるピュアストーリー」、 明日のゲストなんですけども、おすぎとピーコさん。 (笑)どんな恋愛してるんでしょうか? あんま聞きたくもないかもしれませんけど…お楽しみに! |
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