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2004.3.28
Gackt Special Program
THE SIXTH DAY & SEVENTH NIGHT




(Gackt:G 船森:F


(BGM:OASIS)

G:“感動”っていうのはこういうことだっていうのが、
F:うん。
G:僕のステージには常にあるしね。
F:はぁ
G:うん、それが無かったら、僕、みんなの前で演奏なんてできないし。恥ずかしくて。
F:はず…恥ずかしいですか?
G:っていうか、ねぇ。はい、流してやりました、なんていうコンサート、やるつもりもないし、興味もないし…。
 命かけてやって、なんぼのもんでしょ?
 僕は自分のステージに命かけてやってるし、
F:はい。
G:まあその、だから見に来る皆も命かけて来いっていうのが、
 これが、筋だよね?
F:ですね。
G:うん。


Gackt Special THE SIXTH DAY & SEVENTH NIGHT


---- OASIS ----


Gackt Special THE SIXTH DAY & SEVENTH NIGHT

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Gackt Special THE SIXTH DAY & SEVENTH NIGHT


F:改めまして、船森さちこです。
 さあ、お待たせしました、
 この時間は「Gackt Special THE SIXTH DAY & SEVENTH NIGHT」をお送り致します。
 私の目の前には、この方がいます。
 自己紹介お願いします。

G:Gacktどぇっす。
F:うっふふ(笑)今日は“どぇっす”ですか?
G:えぇえぇ。
F:よろしくお願いします。
G:よろしくね。
F:今日のご機嫌はいかがですか、Gacktさん。
G:うん、あのー…睡眠時間も、
F:はい。
G:非常に短く、
F:はぁ…
G:とてもテンションの高い、
F:あぁ〜
G:これでもね。笑
F:えっへっへっへ(笑)今日は一応いい感じなんですよね。
G:テンション高いよ。
F:あぁ〜あの、どんどんどんどん睡眠時間が減ってる…って聞いてるんですけど、
 最近何時間ぐらいですか?

G:いや、そうでもないよ。なんだかんだ言って2,3時間は寝てるから。
F:えぇ〜〜。
G:そんな感じ。
F:それで体調は、いいんですか?
G:ちょっとね、体調崩してて、でー…まぁツアーに向けて体力つけていかなきゃいけないから、
F:はい。
G:ちょっと食事制限…をいくつか、してるんだけど。
F:へぇ〜。で、もうツアーの話とか、新しい作品に向けて動き出している、
 今日はGacktさんの全貌を、短い時間ですが明らかにしていきますんで。

G:はい。
F:どうぞよろしくお願い致します。
G:よろしくね。

F:で、ファンの方はですね、もう大変、味わって感動の涙を流してると思うんですけども、
 「THE SIXTH DAY」というシングルコレクションが出ましたが、

G:はい。
F:これが一応、ソロ活動入ってから5年の、まあ締めくくりじゃないですし、
 これからのスタートに向けての、一作品の完成形が出来たと思うんですけど。

G:そうだね。
F:ねぇ。あの、99年のソロワーク、活動を始めてから、
 今日に至るまで、というのは長かったですか?

G:いや、あっと言う間だね。
F:あっと言う間…。
G:あっと言う間。
F:う…ん。
G:もうそんなに経っちゃったんだっていう…感じが一番、受ける印象かな。
F:うん…。
G:実際にねぇ、振り返ってないから、
F:あぁ〜もう。
G:だからこう、気が付いたら本当にこんな風になってたっていう…感じだし。
 で、前回の、ま、終わった今、コンセプトである、まあその「MOON」っていうものが終わって、
F:はい。
G:終わった後にね、
F:はい。
G:「終わったね」、っていう感じと、でー、ここで自分達を、
 見つめ直し…てみるいい時期なのかもしれないねっていう話の流れで、
F:はい。
G:でー、今回の「THE SIXTH DAY」っていうアルバム、ま、シングルコレクションなんだけど、
F:はい。
G:ただ、シングルをかき集めて作った、っていうんじゃなくって、
 今まで作った完成形を、もう一回全部ばらして、
F:うんうん。
G:崩して、一からレコーディングしあ…ま、し直してね。
F:はい。
G:で、ほんとに良ければそのままの形でも構わないと思ったし、
 でも今の自分達の、感性や自分達の…感じるもの、
F:はい。
G:その腕だったりとか、も含めて、もう一度、自分達と向き合う必要があるんじゃないか、
 っていうことを二ヶ月ずーっとやって、
F:はい。
G:で、出来上がったものだから、これが今の僕らなんだって、
 これが今のGacktで、
F:うん。
G:これがGackt Jobの作り上げるものなんだっていうところを、
 なんていうのかな、リセットではなくて、
 僕らのこの五年間は、ここから始まるまでの、長い助走みたいなものでさ。
F:うんうん。
G:ここから、ようやく、スタートを切れるっていう感じが、するっていうのかな。

F:えぇ…なんか普通の方から見るとね、99年からこの2004年まで、と言うと、
 結婚してる人もいれば、

G:うん。
F:何か色々社会的地位も変わったりとか、
 も、ほんとに人生の中でいっぱい色んなことがあったと思うんですけども、

G:うん。
F:Gacktさんは自分のことを見失わずに、真っ直ぐやりたいことを後ろ向かずに、
 物凄い突き進んでいって、普通の人の20年分くらい、5年に凝縮してたような気がするんですが。

G:う〜ん…何なんだろうね?
F:あっはっは…(笑)
G:結局さぁ、
F:はい。
G:いつも…時間がないっていつも思いながらやってるから、
 やりたいこといっぱいあるんだよね。
 で、残したいものもいっぱいあって、
F:はい。
G:一人でも多くの人たちの背中…を、押せれば、ちょっとでも押せればいいなって、
 それが、自分自身の存在の理由…になるような気がして。
 で…この、5年間で、一体どれだけの人の背中を押すことが出来たんだろう…ってこう、
 この「THE SIXTH DAY」を聴きながら、
F:はい。
G:このアルバムを聴きながらずっと、思ってたんだよね。

F:まあでもGacktさんが、ファンの人…に、すごく支えられてて、
 あの99年に出した「Mizerable」っていうのは、

G:うん。
F:うわ〜Gacktやっぱり、やってくれたっていう風に待ってた、
 ソロワークでも、期待を裏切らないで、
 物凄い壮大なスケール感のある音楽を作る、序章というか、

G:うん。
F:スタート、だったのっていうの、物凄い大きかったですし、
 今でもあれは強烈に私なんか覚えてるんですけど、

G:そうだね。
F:皆に支えられていますよね、Gacktさんって。
 ほんとにGacktさんって素直に感じたものを作品に出さ…出して、
 で、それを、受け止めた人たちがたくさんの涙を流したりとか、
 喜びにしたりとかっていう世界が、

G:うん。
F:物凄く、うまく出来上がってて、
 ちゃんと受け止める人とのキャッチボールができてて素敵だなと思うんですが、
 今回のシングルコレクションっていうのは、正しく、皆さんにお礼の気持ちを込めた、
 新しい物として、作り直したと言うか、まあ、なんて言ったらいいんだろう、
 う〜ん…新しい物が完成したと言っていいですよね?

G:そうだね。
F:ね?
G:そう言ってくれると嬉しいよね。
F:はい。その中からですね、まずは一曲お送りしたいんですが、
G:はい。
F:その99年の5月12日に限定生産、ビデオ付きで出ました、「Mizerable」を、
G:はい。
F:Gacktさんから曲紹介していただければと思いますが。
G:Gacktで、「Mizerable」。


---- Mizerable ----


F:お送りしたのは、2月25日にリリースになりました、
 Gacktさん今年初、シングルコレクションでまた、新しい年を迎えています。
 「THE SIXTH DAY」から、ソロワークスタートのナンバー、
 「Mizerable」聴いてもらいました。


F:さ、改めてGacktさん、今日はですね、
 2004年の、ファーストアイテムがシングルコレクションだったんですけども、

G:はい。
F:今年のテーマって、なんか毎年決めてますよね?
G:今年は、ギフト…かな。
F:あぁ…そこに込めた意味というのは?
G:あの…こうやってね、ま、ここまで来れたのも、ファンの皆が、
F:えぇ。
G:こうやって背中を押してくれたからだなっていうのは、
 すごく自分の中にあって、
F:はい。
G:そんなみんなにお返し…できる曲、まあお返しできる年…
F:はい。
G:…にしたいなっていうのが、あったんだよね。
F:いやーギフトって言われただけでもドキっとする女の子達たくさんいると思うんですけども、
G:そうかなぁ?
F:うん、だって、Gackt様からのギフトって言われただけでもう、
 鼻血出る人多いですよ?

G:(笑)いや、そんな人おかしいから!
F:(笑)はは、そうですか?
G:それ、おかしいから(笑)
F:(笑)ふふふ…や、でも受け止めてみて、私も改めて、
 あの、5年間に、もう一個一個すごく時間かけて作ってたシングルが、
 一度にこんなにたっぷりとまた濃いものになって、完成してたから、
 本当に“ありがとう”っていう一言が出てきちゃいますね。
 びっくりしました、この内容には。


G:まぁ、シングルコレクションだっていう話…になった時にね、
F:はい。
G:レコード会社は、レコーディングなんてすると思ってないわけじゃない?
F:あ、そうですよね。シングル集めて、
G:ねぇ。
F:固めて出せっていう感じですよね、普通の意識だと。
G:で…、一からやり直すっていう話を全部言った時にね、
F:また我儘言いましたね(笑)
G:ひいてたからね。
F:(笑)ふっふっふっふっふ…
G:ふふ(笑)
F:(笑)「いい」って感じですか?
G:そうそうそう。
F:(笑)ふふふ…
G:勘弁してくれ、みたいなさ。
F:んー。
G:や、だったら、出す必要ないじゃん、みたいなことでしょ?
F:はい。
G:やっぱりね、作品って、アーティストそのものに意味がなければ、
 出す必要ってないと思うんだよね。まずは。
F:はいはいはい。
G:僕らが、誇りを持ってみんなに、こんなのが出来たよって届けることができて、
 意味があるものだと思うから。
 まぁ、その上で、すごく素敵なものが出来たと思うし、
F:うん。
G:で、それは、何て言うのかな、僕を知らない人たちに対しても届ける…物として、
 そして今まで、応援してくれた、まあ一緒に走ってくれた、ファンの皆に対して、
 ありがとうっていう気持ちを届けるものとしてって、両方ないとダメだと思うんだよね。
F:えぇ。
G:ね?
F:そうですね。

F:あ、Gacktさん、Vanillaの頃でしたっけ?
 一回メディアからいなくなっちゃったりとか。

G:そうだね。
F:や、「そうだね」って。あれ振り返ってなんだったんですか?
G:うーー…ん、あの時もめてたからねぇ。
F:あ、色々と。
G:うん。まぁ事務所…の問題もあったし、
F:うん。
G:あと、もうメンバー…の問題もあったし、
F:あぁそうか。
G:一度、自分達を、まあ体調も含めてね、全部身体を治して、
 そして、音楽…をもっとしっかりした環境でやろうっていう中で、合宿に入ったんだよね。
F:はいはい。
G:それで四ヶ月入った…半年間入ったのかな?結局は。
F:なっがいですね〜。
G:長かったねぇ。
F:長いですよねぇ。
 その間、ファンの方は「Gackt、どこ行っちゃったんだろう」って言って、
 不安だったりとか、待ち望んでた方すごく多かったと思うんですが。

G:んー…実際にね、
F:う…ん。
G:も、自分たち…自身が、もっと精神的にも強くならなきゃいけないっていうこともあったし、
F:うん。
G:まぁ、事務所…その前の事務所ともめてるっていうこともあったから、
F:はい。
G:なかなかそう、表に出れなかったっていうのもあったし。
F:あぁ。
 でも今振り返ってみると、そういう経験とかそういういざこざがあったっていうのも、
 全て、結びついて、今のGacktさんに、返ってきてますよね。

G:や、全部笑い…笑い話だよね。
F:笑い話ですか?
G:あの頃こんなことあったよね、ってゆえる笑い話…でさぁ、
 ホントに面白かったなって思うのは、
F:うん。
G:例えば、色んな…編集部、行ってね、
F:はい。
G:で、今日取材…があります、と。で、実際行きました。
 そしたら、一本目の取材が、なくなりました。で、事情を聞いたら、
F:うん。
G:そんな裁判でもめてる…中で、結局うちは引かせてもらいます、みたいな感じで、
F:あぁ…。
G:まぁ飛んだ、編集部もいたんだよね。
F:うん。わかりやすいですね。
G:わか…わかりやすいんだよね、すごく。
F:はい。

G:で…僕その時に皆に、スタッフにも言ったんだけど、
 全然悲しむことじゃない。
 あの、これは、すごくおもしろいことで、
 あの敵味方はっきりしてね、いいことだと思う、って。
F:あぁ。
G:今までは、ただみんな顔色伺って、
 要はちやほやする連中ばっかりだったかもしれないけれども、
 ここでホントに残る連中は、いずれ自分達のファミリーになるし、
 ここで、自分達について来てくれた人間は、今後必ず、
 恩を返さなければいけない…人達になる。
 それがはっきり分かるいい時なんだって話をしててね。
F:うん。
G:で、そういう人達には、アーティストとして、
 僕は返すもの、どんどん返していってるし、
 で、そうじゃない人達…に対しては、僕完全に向き合ってるし、今でも。
F:うん。そこはちゃんと貫いてますね。うん…。
G:僕らは、基本的に喧嘩上等だからね。
F:ふっふっふっふ(笑)
G:売られたケンカは全部買うから。
F:(笑)絶対買いますよね。
G:ふふふふふ(笑)
F:買わないわけないですね(笑)倍返しされるから怖いんですけども(笑)
G:ふふふふっ(笑)

F:あ、でもそういう人を見る…こともできたし、まぁ…
G:すごい、いい経験だったと思うんだよね。
F:改めてすごい結束も固まったし、まあやっぱり、Gacktさん達って、
 元々からね、スタートの時から自分達のスタンスを貫いてらっしゃったんですけれども、

G:うん。
F:何か、「Vanilla」を聴くと、これを思い出しちゃうってことってありますか?
G:や、「Vanilla」に関しては、
F:はい。
G:実際にPV…の撮影…が、あの、ロスでやったんだけどね、
F:はいはいはい。
G:これ42度とか43度ぐらいの熱…
F:うわ〜。
G:…を出して。
F:そうだ、Gacktさんすぅごい熱出してたって、
G:そうそう。
F:はいはい、聞いたことあります。
G:で、脱水症状が起きてる中での撮影だったから、
F:えぇ。
G:結構笑っ…可笑しくてね、もう。
F:はい。
G:気持ちよくてさ。
F:あぁ、いっちゃった感じですか?(笑)
G:いっちゃってたね。
F:うんうん。で、今回あのシングルコレクションで、
 またさらに、いい味になって、過激になって。

G:そうだね。
F:もう楽しくて…
G:バカ…バカっぽさがいいんだよね。
F:(笑)バカっぽいですか?
G:この曲の。
F:これ改めてまた、好きになった人も多いかもしれないんで。
G:そうだね。
F:えぇ、ここで聴きたいんですけども。
G:はい。
F:はい、教えてください、曲の方を。
G:Gacktで、「Vanilla」


---- Vanilla ----


---- 月の詩 ----


F:お送りしているのはGacktさんの「月の詩」です。
 さぁGacktさん、月の詩、月にこだわった「MOON Project」お疲れ様でした。

G:お疲れ様だね。
F:あっはっはっは(笑)そんな、しみじみ言われると(笑)
G:っふ(笑)
F:ほんとに疲れたんじゃないかなと思うんですが。
G:いやいや、疲れたね。
F:(笑)
G:大分。

F:最初、最初ね、「MOON Project」が始まるっていう時に、
 お話をお伺いしてて、どうなるのか全然分かんなかったんですが、
 今後また、何か、新しく頭の中で、野望とかこう展開してるんですか?

G:そうだね、2004年のこのギフトっていうテーマが、終わっ…たら、
F:はい。
G:また新しいプロジェクト…をやると思うんだよね。
F:あ、そうなんですか。
G:うん。で、まだそれはゆえないけどね。
F:あ!え、いつぐらいに分かるんですか?それ、私たちは。
G:それは2005年に入ってからかな〜。
F:えぇ!?オリンピックもう終わってますよね。もちろん。来年?
G:そうだね。
F:え〜。

F:それは、どれぐらいのまた期間をかけてやるとかってビジョンをは、見えてます?
G:う〜〜ん。やる内容によるんだけどねぇ。
 ちょっと長くなりそうかなと思うけどね。
F:でも「MOON」みたいに一人のアーティストが、
 2年とか、ほんとに長い時間をかけて、プロジェクトを遂行していくっていうのは、
 他のミュージシャン、海外の方でもなかなかないことですよね。

G:やー、疲れると思うもん。
F:やっぱGacktさんしかやらないですよね、これ。
G:僕は、そういう物語の作り方や作品の残し方…はすごい好きだし、
 そうやっていく中で、みんながこう…あの、できることってあると思うんだ。
 それは、「ソウゾウする」っていう力だと思うんだよね。
F:はい。
G:で、「ソウゾウ」っていうのは二つあってさ。
 頭の中で描くっていうことと、物事を作り上げるっていう二つの「ソウゾウ」があるわけでしょ?
F:はい。
G:今の…現代って、特にその「ソウゾウする」っていう力が
 どんどんなくなってきている世の中…なんじゃないのかなって、
F:はい。
G:思うんだよね。
F:えぇえぇ。
G:でー、僕がやるべきことっていうのは、この「ソウゾウする」っていうことは
 人間に与えられた、唯一の才能だと思うの。
F:はい。
G:力だよね。
F:そうですね、動物は…
G:できないから。
F:えぇ、できないですね。
G:だから、この「ソウゾウする」っていうきっかけを、僕は用意して、そして届けるには、
 この…作品の届け方が僕は一番いいんじゃないかなと思うし、
 うん、こういう届け方の上で、みんなが、この二つをソウゾウすることができれば、
F:はい。
G:きっとね、自分自身が見えてくると思うんだよね。
F:うんうんうんうん。

F:やっぱりGacktさんは、聴いて下さる、受け止めて下さる方の背中を押すなり、
 何か、これをきっかけに、新しい世界に旅立っていくとか、自分を発見する、

G:うん。
F:想像力つける、みたいな、ほんときっかけ作りっていうか、
 ものすごく、キーマンとしての存在って大きいですし、
 またしてもこの2004年は、いってくれそうですね。

G:うん、ま、僕はあの、おせっかいな人間だからさ。
F:ふふふふふふふふ(笑)
G:ふふ(笑)
F:おせっかいですか?
G:そうそうそう。
F:ふふ(笑)
G:ま、そういうの、好きなんだろうね。
F:そうですね。
G:うん。
F:じゃああの、新しいまたプロジェクトが動き出すのは、
 まぁ2004年か、2005年ということで、

G:うん。
F:断言してもらっていいですね?
G:そうだね、素敵なおせっかいで。
F:ふふふ(笑)素敵なおせっかい。
G:うん。
F:期待していますので、
G:はい。
F:頑張って下さい。
 さぁこの後はですね、ツアーについても、ズバリぶっちゃけて頂きます。
 ご期待下さい。



Gackt Special THE SIXTH DAY & SEVENTH NIGHT

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Gackt Special THE SIXTH DAY & SEVENTH NIGHT


F:さぁこの時間は、私、船森さちことGackt様で、
 「Gackt Special THE SIXTH DAY & SEVENTH NIGHT」をお送りしています。
 Gackt様、曲紹介、お願いします。

G:Gacktで、
F:ふふふ(笑)
G:「Mirror」


---- Mirror ----


F:さぁここではGacktさんのライヴ観ということを伺っていきたいんですけれども、
 あのーGacktさんのライヴほどすごいものは、無いと思うんですが、
 自分でやっててちゃんと記憶って残ってますか?

G:やってる時はないね。
F:ないですか?
G:やってる時ははい。
 終わってから、ビデオチェックだったりとか、
F:えぇ。
G:そういうもので、こういうことやってたんだっていうことを思い出すっていう感じかな。
F:そうなんですか。
G:いっぱいいっぱいだよ(笑)っふ(笑)
F:(笑)いやいやいや、そうは見えないですし。
G:ほんとに。
F:や、あのGacktさんのね、テレビとかのイメージで、
 ま、コマーシャルもここ最近また(笑)ははは(笑)すんごく、

G:そうだね。
F:注目を浴びるものを作ってらっしゃって。
 で、ライヴをね、見た人じゃないとわからない、
 あ、すごいアーティストなんだ、すごいボーカリストなんだっていうのをね、
 みんなにものすごく体験してもらいたいんですが、
 なかなかチケットが取れないんですよね〜Gacktさんのライヴって。

G:まぁねぇ。
F:何とか今年増やさないですか〜?
G:や、これでもいっぱいいっぱいなんだけどね。
F:あ、いっぱいいっぱいですか。
G:まず会場の問題があるからね。
F:えぇ。
G:大きさ…ね。
F:うん。
G:で、実際に…今回アリーナツアーになって、
F:はい。
G:でー…ま、今回のこの会場を決めて、
F:はい。
G:で、あとアジアツアーのこととかも、
F:あ!
G:予定に入ってるから、
F:ほんとですか?
G:うん、そのこともあってね。
F:うん。
G:この…まぁ、日本での会場数っていうのが決まってるんだけど。

F:そうそう、実はシングルコレクション買っていただいた方には、
 もう全国ツアーの決定のお知らせが届いてると思うんですが、
 5月4日と5日、もうゴールデンウィーク真っ只中、休みなく、さいたまスーパーアリーナを皮切りに、
 えーと武道館、名古屋レインボーホール、真駒内アイスアリーナ、北海道飛んで、
 その後福岡行って、大阪城ホール6月23日まで!

G:そうだね。
F:いろんなまぁ、大きい所ばっかりですが、本数的にはね、うーもっと見たいなっていう、
 いろんな地方のみなさんがいると思うんですが、

G:そうだね。
F:この、内容はズバリ、どんな仕掛けが、待ってるんでしょうか?
G:なに、それはねぇ、見た人たちに、見たみんな…が、のみが、知れる、
F:うん。
G:お楽しみだよね。
F:あぁ〜あのまた、かぶってる人たちが出てきたりとか、
 飛んじゃったりとか、あの雨が降ったりとか、

Gもう何も言わない。
F:あぁ、言わないんですか!
G:何も言わない。
F:ちょっと…ちょっとあの、匂いだけ!匂いだけ!
G:あーーそうだねぇ、感動っていうのはこういうことだっていうのが、
F:うん。
G:僕のステージには常にあるしね。
 それがなかったら、僕ね、みんなの前で演奏なんてできないし、恥ずかしくて。
F:はず…恥ずかしいんですか?
G:ん、っていうか…ねぇ?
 はい、流してやりました、なんていうコンサート、やるつもりもないし、興味もないし。
 命かけてやって、なんぼのもんでしょ?
F:うん。
G:で、僕は自分のステージに命かけてやってるし、
F:はい。
G:うん、かけなくなったら、それはもうコンサートっていうかステージを降りる…ときだと自分で思ってるから。
 まぁその、気合いは、
F:はい。
G:僕だけでなく、やっぱりステージに上がる、ステージに関わる人間みんな、
 命かけてやってるよね。
F:はい、そうでしょうね。
G:だから、見に来るみんなも命かけて来いっていうのが、
 これが、筋だよね。
F:ですね。
G:うん。

F:ただあの、ある雑誌でですね、コンサートを色々一緒に作ってらっしゃるスタッフの、
 浅野さんっていう方、いらっしゃいますか?

G:はいはい。舞監ね。
F:舞監さんが、あの、Gacktさんはもう頭の中に浮かんだ突拍子もないことを実現させようって言うから、
 もう、無理難題言ってきて大変なんだよってこぼしてらっしゃいましたけども(笑)

G:ふふふ(笑)
F:また今回も、じゃあ無理難題は、出しちゃって。
G:そうだねぇ。
F:やっちゃいますか?
G:あのー…まぁ僕は彼のことは、浅野っちって呼ぶんだけど、
F:ふふふ(笑)可愛いですねぇ(笑)ふふふっ(笑)
G:彼はねぇ、
F:はい。
G:あのー僕が、その…無理難題ゆって、って言いながら、
 こう「も〜〜」って言いながらも、そういうこと言われる…ことに喜びを感じてる人だからねぇ。
F:(笑)あら。ちょっとMですか?
G:要はさ、こう、どんどんどんどん今の、世の中ってさぁ、縮小に入ってるじゃない?
 予算がないとか。
F:はいはいはい。守ってますよね。
G:そう。で、どんどんステージ…がショボくなっていって、
F:(笑)ふふ、はい。
G:自分達はこういうことやりたいんだっていうものを、ぶつける人間が少なくなってきてさ。
 で、僕は、こういうことをやろうって、こんな風に届けたいと思うっていうことを、
 彼と直接やり合うでしょ?
F:えぇ、えぇ。
G:やっぱりそういうことがやり合えるっていうことは彼にとって喜びなんだろうね。
F:そうですね。ステージに立つGacktさんもそうですし、
 その舞台監督さんも、プロですから、お互いプロとプロが妥協しないで、
 自分のやりたいことぶつけ合うっていう方が、

G:うん。
F:当たり前ですもんね。
G:それが当然だと思うんだよね。
 そうじゃないと、みんな見に来る意味ないと思うんだよ。
F:そうですよね。
 何かまた我儘言ってそうな気もするんですけど(笑)、これは見てのお楽しみなので、

G:はい。
F:えー5月4日からスタートします、今回のツアーの詳しい日程とか、
 またチケットのね、ことは、ホームページのほうで、ご確認下さい。

G:はい。
F:番組の最後に、あのGacktさんのホームページのアドレスもお伝えしますので。
G:はい。
F:そちらの方、ご覧になっていただきましょう。

F:で、まぁこのー、シングルコレクションの曲を全部再現するかとか、
 そういうこともまだ内緒ですか?

G:内緒どぇっす。
F:ふふふ(笑)分かりました。
 じゃあシークレットばっかりだったので、
 かわってはこの曲ここで聴いていただきましょうか。

G:Gacktで、「Secret Garden」


---- Secret Garden ----


F:個人的には「Secret Garden」で、ソロワークのGacktさんへのインタビューをして、
 裸の写真の話をいっぱいしたのを思い出しちゃったんですけど。

G:なんかやったねぇ。
F:うん、なんかチクチクして大変だったって話を(笑)
G:そうだね〜。
F:今、曲聴きながら思い出しました。

F:んー裸、もう定着しましたね、Gacktさん。
G:いやいや、してないから!
F:あ、そうなんですか?(笑)ふふふ(笑)
G:してないから!
F:してないんですか(笑)
 いや、もうファンはね、次にコアなもの、コアなもの求めて行ってしまうんですが、
 あの「Secret Garden」も入っていますこの「THE SIXTH DAY〜SINGLE COLLECTION〜」の次の、
 アルバムが、

G:はい。
F:もう既に、完成しつつある、
G:はい。
F:現在も実はレコーディングの合間をぬってこの番組出ていただいてるんですが。
G:そうだね、「THE SEVENTH NIGHT」…
F:はい。
G:まぁ今回のツアータイトルにも含まれてるんだけどね。
F:はい。もう、タイトルは、アルバムのタイトルは、
G:うん、「THE SEVENTH NIGHT」。
F:「THE SEVENTH NIGHT」で決定ですか?
G:そう、「THE SEVENTH NIGHT」。
F:はい。

F:で、中身なんですが。
G:あーこれに関してはねぇ、まぁ僕の歌い方そのものもね、少しずつ変わってきてるんだけど、
F:はい。
G:実際に、この「THE SEVENTH NIGHT」っていうアルバムの、趣旨っていうのは、
 過去の作品…の、えー…全てアコースティックっていう形で、
 ちょっとバラード…を今、全部作ってるね。
F:へぇ〜。うわちょっと気になる!
 どの曲っていうのはまだここの段階では、ゆえないんですかねぇ?

G:そうだねぇ。
F:あんまり聴いちゃうと楽しみ減っちゃうかしら。
G:そうだね、今はちょっと…まぁ、お楽しみにってかんじかな。
F:いー鼻歌で〜これ入るよ、みたいなのを、
G:(笑)ふふ
F:教えてくださいよ〜Gacktさん、今日みんな、一生懸命聴いてますよ。
G:例えば、「Last Song」は、
F:はい。
G:えーっと今回はピアノだね。
F:お〜。いやまた綺麗な感じがさらに。
 んー…あ、言っちゃった。いいんでしょうか、これ(笑)っふっふっふ(笑)

G:とかね。
F:とかね(笑)
G:うん。
F:うーわ、それコンサートでもやってくれるということ。
G:ま、そうだね。
F:はい。まぁあの、ファンクラブに入ってる方はね、4月29日の木曜日、
 スペシャル、ファンクラブのみのライヴでも、堪能できると思いますし、

G:はい。
F:本ツアーでも、じゃあその匂いを嗅ぐことができるわけですね。
G:そうだね。

F:ちなみに、あのもう一枚出るってあの、噂を聴いたんですけど。
G:噂だね。ふふ(笑)
F:ふふふふふ(笑)いやいやいや!言ってましたよ、本人が、
G:ふふふ(笑)
F:確かどっかで(笑)ふふ
G:(笑)
F:今年は3枚、その「SINGLE COLLECTION」と、「THE SEVENTH NIGHT」と、
G:そうだね、もう一つ出るね。
F:出るんですか?
G:うん、出るねっていうか、出すね。
F:「出すね」?
G:うん。
F:なんでそんなに、出す…モードに入ってるんですか?
G:あーさっきも言ったように、その“ギフト”っていうものの中で、
 自分が、こんなGacktもあるんだよっていう部分を、ま、届けるだけ届けて、
F:はい。
G:よく言うじゃない?こう…お別れの挨拶じゃないけど、ありがとうって、
 あの、でも走っていくから、みんなよかったらついてきてって…
F:あ〜。
G:いう感じなのかな。
F:やったもん勝ちですし…やったもん勝ちですよね。ふふふ(笑)
G:(笑)ふふふ
F:まぁでも、嬉しい限りなんで、新しいものがいっぱい届くっていうのは。
G:まあね、でもここまでね、
F:うん。
G:ま、今回の3枚っていうのはほんとにもう“ギフト”っていうテーマ…だっていうのを自分で決めたから、
F:決めちゃったんですね(笑)
G:決めたからね。
F:はい(笑)
G:決めた以上はやるから。
F:はい。
G:来年からは、もうあの…言わない!
F:あ!(笑)言わないんですか!(笑)
G:言わない、もう。
F:(笑)や、でも、またどっかでポロっと出るかもしれないんで、
 みなさん、あのGacktさんの発言には今後も注目しといてください。


F:さあここでまた一曲お送りしたいんですけども、
 えー次はどれにしましょうかね、Gacktさん。

G:Gacktで、「Last Song」


---- Last Song ----

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Gackt Special THE SIXTH DAY & SEVENTH NIGHT

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---- ANOTHER WORLD ----


F:Gacktさんで「ANOTHER WORLD」を聴いていただきました。
 さあまだまだお話突っこんで聞きたいんですが、
 あの、アジア展開っていうのを、さっきチラッと聞いたんですけども、

G:うん。
F:どういう感じで、考えてらっしゃるんですか?
G:僕は自分は、Asianだっていう…認識がすごい強いんだよね。
F:はい。
G:アジアの中の日本であって、
 でー…海外へプロモーションへ行くんではなくって、
 日本と同じ感覚で、日本以外の国も、自分の目線の中にあるっていうことなんだよね。
 でー、もっと自分…が、ミュージシャンとして、アーティストとして、表現者として、
 アジアっていう国がもっと繋がるようになればいいなって昔からずっと思…ってて、
F:えぇえぇ。
G:もう今、世界規模で、色んなことが起きててね、
 日本もこれだけ、経済が落ちてる中で、もっと、足並み揃えていかないといけないと思うんだよね。
 なんていうのかな、僕らは“日本”っていう国家を、持ってるわけじゃない。
 でも、国家って、その“国の家”つまり僕らはファミリーなわけだよね、“日本”っていう。
 でも、今の日本人…には、日本人であることで、ファミリーを、
 ファミリー感を感じることってすごい少ないでしょ?
F:ほとんどないかもしれませんね。
G:ないよね。
 でもそれは、僕らがまず自分たち自身を見つめるには、
 僕らがもっと外…から内を見る必要が絶対あると思うし、
 そして、お互いの…その国っていうものを認め合うこと…ができないと、
 自分たち自身を認めること…すらできない、って僕は思うわけ。
 でー、もっと僕らが、一つになって前に進んで行こうってなった時に、
 僕らはもっと面白いことが出来ると思うし、もっと色んな感動を届けることが出来ると思う。
 うん、そのきっかけになりたいなぁって、
F:そうですね。
G:昔からずっと思っててさ。
F:それはもう、全然昔から変わらない意識ですか。
G:変わらないね。
F:もっと、待っているファンがいれば、国が違おうが、海を越えてようが、
 やっぱり、ギフトをGacktさんは、

G:もちろん。
F:渡してあげたいって…
G:もちろん。今回ね、たまたま台湾で知り合った、まぁ僕の親友みたいな子がいたんだけど、
F:うん。
G:その子は死んじゃったんだよね。
 でー…
F:あぁそうなんですか。
G:うん。で、その子にどうしてもコンサートを見せてあげたくって、
 ああやって約束したのに、見せることができなかったっていう自分の中でのすごいこう、悔い…もあるし、
 絶対に、見せてあげたいっていう気持ちが未だにやっぱり残ってる。
 その土地でやれば、もしかしたら見に来てくれるんじゃないのかなっていう気もしててさ。
 うん。
 約束した以上は、やっぱり約束守りたいし、
F:そうですね。それに行かなきゃいけないですね。
G:うん。
 で、そういう意味で、もふく…そういう意味も含めて、今回のアジアツアーっていうのは、
 ま、何カ国か、ま、回ろうと思ってるしね。


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Gackt Special THE SIXTH DAY & SEVENTH NIGHT


---- 君のためにできること ----


F:さぁ、ラストナンバー「君のためにできること」です。
 今日は船森さちこと、Gacktさんをお迎えしてお送りした、スペシャル番組、
 Gackt様、いかがだったでしょうか?

G:あっと言う間だね。
F:早かったですね。
G:いつもあっと言う間だね。
F:ふふふ(笑)Gacktさんね、お話まだまだし足りなかったかと思うんですけれども、
G:いやいや、もう十分だよ。
F:そう(笑)…そう言わずに、
G:ふふふ(笑)
F:またやりましょうよ!こういうスペシャル番組を。
 でもあれですよね、今、すごい忙しい中、もう間もなくツアーが始まります。
 ファンクラブに入っている、チケットをね、ゲットできた方は、
 4月29日の木曜日、幕張メッセで、楽しんでください。
 それから、5月4日さいたまスーパーアリーナを皮切りに、6月23日までの大きなアリーナクラスの、

G:はい。
F:ツアー、是非頑張って下さいね。
G:そうだね。
F:はい。ちなみに、各地おいしいものもありますけど、楽しみにしてるものとかありますか?
G:そうだねぇ……美しい女性の血?
F:あっはっはっはっはっはっは…(笑)生き血ですか?
G:ふふ(笑)
F:っふっふっふっふっふ(笑)あのー、ね、チケット取れた方は美しく着飾って、
 Gacktさんに、いつも見られてる、という意識を持って、楽しんでもらえればいいですよね。
 あと残念ながら、やーんチケットとれないわ〜とか、
 なかなかコンサートに行けないっていう方もいると思うんで、
 その方々に一言、あの気合いを入れていただきたいんですが。

G:気合いを入れろ。
F:はい。
G:はい。
F:あ!それだけですか!
G:っふ(笑)
F:(笑)っふっふっふっふ…(笑)ありがとうございました。
 さてあのーコンサートなど、色々新しい情報も常にオフィシャルのホームページでね、
 ご覧いただけますので、確認してください。
 Gacktさんのオフィシャルホームページのアドレスは、xxxxxxxxxxxxxxx、

 xxxxxxxxxxxxxxxにアクセスして下さい。

F:さぁ、もう終わり、言い残したことないですか?
G:大丈夫だよ。
F:うん、いいですか。
G:うん、もうみんなお楽しみに。
F:はい。
G:後は気合い入れて下さい。
F:はい(笑)今日はたくさんのギフトを本当にありがとうございました。
 また新たなる“Gackt World”に向けて、スタートを切ったみたいですけど、
G:はい。
F:ほんっとに楽しみにしていますので、今後のご活躍お祈りしております。
G:ありがとう。
F:ということで、「Gackt Special THE SIXTH DAY & SEVENTH NIGHT」、お相手は、
G:Gacktと、
F:船森さちこでした。


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