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[THE SECOND DAY]

sky



 MARS〜空からの訪問者〜





 ■作品
 シングル「Vanilla」(c/w Vanilla Unpluged Version)(1999.8.11)
 シングル「Mirror」(c/w blue)(2000.2.9)
       「OASIS」(c/w uncertain memory)(2000.2.16)
       「鶺鴒〜seki-ray〜」(2000.3.8)

 アルバム「MARS」(2000.4.26)
       Ares
       Asrun Dream
       絵夢〜for my dear〜
       U+K
       Vanilla(MARS Ver.)
       freesia 〜op.1〜
       freesia 〜op.2〜
       Illness Illusion
       Mirror(MARS Ver.)
       dears
       OASIS(MARS Ver.)
       この誰もいない部屋で

 ツアー「MARS〜空からの訪問者〜」(2000.4.27-7.1)

 VHS「Video Mirror・OASIS」(2000.6.28)
    「MARS〜空からの訪問者〜軌跡」(2000.7.30)
    「MARS〜空からの訪問者〜回想」(2000.10.4)

 DVD「MARS〜空からの訪問者〜回想 特別篇」(2000.11.22)
 ツアードキュメントブック「For Dears」(2000.11.10)
 CD+VHS「PLUTINUM BOX -T-」(2000.12.16)




■解説
 初の全国ホールツアー。
 コンセプトの基盤となる物語については多くを語っていない。
 よって残されている疑問はあるのだが、実際にライヴを体験しなかったこともあり、
 今も分からない部分が多い。




■「MARS」を楽しむキーワード

 私は今まで多くの悪魔を見てきたがまだ神には出会っていない(Ares)

 Mirror、OASIS、鶺鴒が描く三角形。

 孤独、別れ、出逢い。その3つが輪廻する (FOOL'S 2000.5)

 魂の回収

 おかえり、ただいま

 消え去る楽園(uncertain memory)

 誰にも僕は止められない(dears)

 人は一体どこから来て、どこへ行くのだろう(再会)

 人間の存在は罪

 いつかきっとまた出逢えるから いつかきっと…(freesia 〜op.2〜)




■語録

 「観て感じてくれればそれでいいから。で、
 二十年後くらいに“あ、こういうことだったのか”って思ってくれても良いし」
 (FOOL'S 2000.4)


 「自分の中でこの曲を最後にもってきたことの意味、“始まりはすべての終わりで、
  すべての終わりはすべての始まりである”みたいなものもね」 (FOOL'S 2000.5)


 「そうだね…。“覚醒の時、目覚めるのは神か? 悪魔か? 
  それともニャーニャーか?”って感じかな(笑)」 (FOOL'S 2000.5)


 「つまりこの3曲はアルバムを覗く万華鏡の入口で、中に見えるモノがアルバムだと思うんだよね。」
 (FOOL'S 2000.5)


 「ツアーの途中で自分の探しているものが少し見えなくなってきて。
  そんな中で、無理矢理フランスに足を運んで。いろんな場所を歩いて。
  そこには昔の大切なものがいっぱいあって。僕を待ってるもう一人の僕がいて。
  きっとこの旅は、僕自身の再生と鎮魂の旅だったのかもしれない」(MARS〜空からの訪問者〜回想)


 「人が死んで火葬場に行ったあとって、みんな空を見るんだよね。なんで、みんな土を見ないんだろう。
  海から生まれて大地で育って、今度は自分たちが還る場所はどこなんだって思ったときに、
  みんな無意識で感覚的に空を見上げるのはなぜなんだろう?
  だって僕らは羽を持ってないんだよ。」(uv Vol.53)


 「こんなすれ違いの時代のなかで、大切なものに出会うことがあって。
  でも人はなくしてから大切な人の存在に気づいて……。
  今キミの心の中にいる、そばにいる人を大切にしてください。失ってからじゃ遅いから」(For Dears)




■つけたし
 後にOASISは北斗の拳のテーマ曲として採用。
 ということをふまえると、この曲のPVの世界とタイトル「MARS」に込められた意味とのつながりをイメージしやすい。




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