送りの軌跡と縫い 厚物といえばボックス送り! それは軌跡の話だぜ、決して奇跡がおこったんじゃあないよ… 総合送りだろうが下送りだろうが、問題はそんな形式ではなく《軌跡》なのである。 下図は送り歯の運動を示す。 大まかに4種類の軌跡がある。 ここらあたりを言及する人ってあんまりいないよね。しかし厚物は《ボックス》が究極なのだ。 上の図の軌跡はフェードエキセントリック(水平送りカム)とフィードリフティングカム(上下送りカム)の運動うを合成することによって行われている。 その方式は機械によってさまざまである。その一例を示す。 ちなみに軌跡は送り位相を変えると若干は変化するけど、機構の構成のよってほとんど決まっちゃうんですわ。でもってここで説明したいのは送りの水平成分。フィードエキセントリックがらみですわ。 そ究極はボックス送り!! なんせ送り歯が上昇⇔降下時に完全に休止してやがる。水平に動いてる時間少ないんだよなあ、針糸の抜けもOK!針刺しも垂直に針まがりのリスクなく!エクセレント!!!って言いたいンだけど。ところが高速回転ができねえ、加減速激しすぎー。。。。。そして三角カムを使ってるもんだから耐久性もねえ・・・・ 結局どれも一長一短、しかし2000rpm程度ならボックス送りで何とかまかなえる。そこを超えると何かのリスクしょいながらやるしかない。 そんなボックス送りもいろいろな発生させ方があるんだけど、そいつもまた一長一短、ここいらはまあ私だけのひ・み・つ 上送りつきのミシンや針の動いているみしんでも基本はおなじ、目の前にミシン用意してじっくり見てみましょ。。
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