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   ●○●             〜 京のじぶんどき 〜  
   ●●○ 貴方の「そうだ京都いこう!」を刺激する、京都密着系グルメ情報誌
   ●○●                八十七号
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 一昨日 北野の天神さんへ梅花祭を見に行きました、今週末あたり見ごろですよ(^^)
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 【 京 一 期 一 会 】 これぞ京都!かも、京とうふ藤野さんの「梅肉とうふ」   
 【 都 大 路 小 路 】 100年まえの梅干も見れる・・・ 「おうすの里」さん
 【 古 都 乃 横 顔 】 これは見なくちゃ(^^) 随心院さんの「はねず踊り」  
 【 独 眼 流 後 記 】 今週は「梅」づくしです(^^) 
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【 京 一 期 一 会 】 ◆京とうふ藤野・天神通り分店 (きょうとうふ・ふじの)

京都の冬の食材の王様と言えば、もちろん「お豆富」ですね
因みに「とうふ」は「豆腐」と書きますが、京都では「とうふ」は「とう富」と書くのが
一般的でして、これに「お」を付けて「おとう富」と呼ぶのがポピュラーなんですよ
その京都のおとう富屋さん、と一口に言っても沢山の老舗があるんですよね・・・
今回は、以前にご紹介した錦市場の「こんなもんじゃ」さんの豆乳ソフトクリームで
お馴染みの京とうふ藤野さん、梅の名所 北野天満宮に近くにもお店があるんで
此方の季節限定のオリジナル商品をご紹介します、その名も「梅肉とうふ」¥250
まあ、おとう富の変り種としては「黒豆とうふ」とか「辛とうふ」は有名ですけど
梅肉というあたりは、流石!天神さんの近くにお店を出さはるだけはありますね・・・
この「梅肉とうふ」見た目は「まあるい」形なのでアイスに見える程可愛いですよ
そして中は紀州の梅の果肉を薄塩で漬けたもの、香りも梅のまんま(当たり前や(^^;
梅がなんかお饅頭の餡子みたいな感じ、お豆腐は普通の木綿豆腐なんですが
風味的には お豆腐の歯ごたえはしっかり有って、中の梅肉が「トロッ」とした感じ
うーん、お醤油などが無くても十分に美味です! 程よい酸味がポイントですね
店内は豆腐店と言うよりも、ブティックの様な感じで女性の方でも気軽に入れます
(て、言うか男一人では入りづらい程(^^; ご紹介した梅肉の他にも「にがり味」や
「くろまめ入」や「お鍋用」「炭焼とうふ」「ソフト木綿」など種類も沢山ありますんで
私的には特に関東の友達を連れてくると喜びますよ・・・ 天神さんの帰りに是非!

[住] 京区今出川天神通上ル 市バス「北野天満宮」下車 徒歩6分  
[問] 075−467−1028
[営] 10:00 - 18:30 月曜休 
[駐] なし

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【 都 大 路 小 路 】 ◆おうすの里 (おうすのさと)

今回は「梅」づくし、言う事で またガイドブックには載ってない所をご紹介
此方は私の住まいする祇園でも今チョットした話題になってるお店さんでして
ズバリ!「梅干」の専門店なんです、流石は京都・・・ 何でも専門店があるわ(^^;
通年で常時10数種類の梅干を販売してまして、店内も明るくて気軽に入れる
雰囲気がグッドですね、そしてお店の人の話では贈答用もよく売れるそうで
ナルホド「つぼ」に入った 献上梅 ¥19.000などと迫力満点の物もありますが
お薦めは「お茶事の梅」¥960 酸味がきつくないのでお土産にも最適ですよ
そしてナント!座って試食の出来るスペースもあるんで、お気に入りを見つける
楽しさも味わえますよ(^^) そおそお店内には百年前の梅干も展示してありました

[住] 東山区四条通祇園町北側262 市バス「京阪四条」下車 徒歩4分
[問] 075−525−6222
[営] 10:00 - 19:00 無休
[駐] なし 

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【 古 都 乃 横 顔 】 ◆ 3月30日(土) はねず踊り

これは弊誌でも何回か取り上げた事のある、京の「春」を告げる定番行事で
洛南でも屈指の梅の名所である随心院さんで行われる「かわいい」お祭りです
随心院は小野小町ゆかりのお寺さんとしても有名、境内には多くの遺跡が有り
梅の開花時期にあわせて毎年この時期に開催、特に遅咲きの梅が見所ですね
当日は小袖を着た女の子が笛やお琴の調べにあわせて踊ります、ホント可愛いですよ
因みに「はねず」とは、薄紅色の梅の事で衣装の小袖の色が「はねず」色なんですよ(^^)

[問] 随心院 山科区 京阪バス「小野」下車 徒歩4分 075-571-0025 
   3月30日(土) 午後2時〜 法要、はねず踊り
   3月31日(日) 午前11時〜 はねず踊り(計3回) 拝観料:1,000円
   梅園は2/24(日)より開園してます
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