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●○● 〜 京のじぶんどき
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●●○ 貴方の「そうだ京都いこう!」を刺激する、京都密着系グルメ情報誌
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八十六号
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【 京 一 期 一 会 】 心も身体も暖まる・・・ 大原の「大原山荘」さん
【 都 大 路 小 路 】 久し振りに行って見ました、復興された「寂光院」さん
【 古 都 乃 横 顔 】 節分発祥の地「京都」だけにイベントもりだくさんですわ
【 独 眼 流 後 記 】
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【 京 一 期 一 会 】 ◆大原山荘 (おおはらさんそう)
一年の間で観光客の少ない、今の時期は庭園めぐりには最適なシーズン・・・
かなぁ(笑) 特別拝観の寺院の少ない今の季節では難しいかもしれませんよね
そこで今回は露天風呂と鍋が堪能できて「ほっこり」できるスポットをご紹介します
此方は寂光院さん(下記に詳しく(^^) の程近くにある、ちんまりした旅館さんでして
大袈裟でもなく質素でない、文字通り「いい意味」でアットホームな雰囲気がグッド!
リピーターも多いと聞きますが納得です、特に今の時期は雪景色の露天風呂の
風情が素晴らしく、木立の中でお風呂に浸かり「ぼぉぉぉぉ」とするのも一興です
残念ながらお邪魔した時には雪景色には出逢えませんでしたけどね(^^;
さて肝心のお食事の方はと言えば此方の名物「大原鍋」が登場!その中身は
「ぼたん鍋」なんですけど、自家製のお味噌を使うてはるだけに味は俊逸でして
丹波の地鶏と、山荘の隣の畑で栽培された旬の京野菜(もちろん有機栽培)の
組み合わせが絶妙です、普通はお肉の臭みを取る為に「お味噌」を使うてはる処は
結構有りますけど此方の場合は、それが必然であると言えるだけの味わいがあります
最近では市内の旅館でも「かに鍋」をメインにもってくる所が増えてきましたけど
私的には、なんか違う様な気いします 此方の様な「地元」にこだわりはる所を
京都の来られる方にも見直してほしいもんやね、ふとそんな事を感じました・・・
因みに夏の時分は「鮎の塩焼」(6月〜9月)がメインとなります、これも一押しです(^o^)/
[住] 左京区大原寂光院前 京都駅より京都バスで「大原」下車 徒歩14分
[問] 075−744−2227
[営] 宿泊の場合チェックインは午後4時〜
日帰り入浴プランもあります、詳しくは直接お問い合わせ下さい
[駐] 40台可
[予] 予約できます、お料理の内容によって料金は異なりますが
例:ぼたん鍋で平日2名利用朝食付で1万円〜 宿泊は民宿スタイルです
[C ] クレジットカード利用可
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【 都 大 路 小 路 】 ◆修復の後も痛々しい・・・ 寂光院
(じゃっこういん)
2000年5月に放火事件があり、昨年の紅葉シーズンから本格的に再開された
寂光院さんですが、此方は文治元年(1185年)に高倉天皇の皇后である安徳天皇の
御母である建礼門院(平清盛の息女)が閑居された寺として有名でして
特に女性に人気のある古刹です、元は推古天皇の頃に、聖徳太子が父である
帝用明天皇の菩提の為に自ら六万体地蔵菩薩を作って奉った事でも知られてます
お庭の風情は昔のままですが、再建された本堂と地蔵菩薩像が新しい故に痛々しく
これが溶け込むには何十年の月日がかかる事かと、遣る瀬無い思いにかられました
庭園の風情は健在ですので、皆さんも復興の一助となりますので是非お越し下さい
[住] 左京区大原草生町676 京都駅より京都バスで「大原」下車 徒歩15分
[問] 075−744−2545
[入] 拝観料:500円
[駐] なし
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【 古 都 乃 横 顔 】 ◆2月2日(土)〜4日(月) 節分会(せつぶんえ)
京都は「節分」発祥の地、と言うのはご存知ですか?
古いものは何でも京都が発祥と思われがちですが(実際は奈良の方が多い)
節分は本物です(^^; 京都では「せつぶん」と言わず「せつぶんえ」と呼ぶのが
一般的でして、大小を問わず京都の神社仏閣では節分会が数多く行われますよ
今回は代表的な4ヶ所をご紹介します、お近くにお越しの際は是非ご覧下さいね
☆千本釈迦堂(075-461-5973) 上京区五辻通七本松東入ル
京都市バス「上七軒」下車、徒歩6分
前夜祭/2日午後から 当日祭/3日9:00から 古式厄除行事/15:00頃
見学自由
別名「おかめ節分」としても有名ですね、ご夫婦仲の悪い方は是非(ホントに(^^;
☆盧山寺(075-231-0355) 上京区寺町通広小路上ル
京都市バス「府立医大病院前」下車、徒歩6分
鬼法楽/3日15:00から
見学自由
此方は三匹の鬼が踊りまわる法楽が有名です、これは一見の価値アリです
☆吉田神社(075-771-3788) 左京区吉田神楽岡町
京都市バス「京大正門前」下車、徒歩11分
追儺式/2日18:00から 火炉祭/3日23:00から 後日祭/4日
9:00から
全て見学自由
4日の昼1時から行われる「福豆抽せん会」は要チェックですよ
☆壬生寺(075-841-3381) 中京区壬生
京都市バス「壬生寺道」下車、すぐ
壬 生 狂 言/2〜3日13:00から 8回 見学自由(これはお薦めです)
お練り供養/2日13:00から 厄除け護摩祈祷/2〜4日
ぜんざい無料接待!4日の10:00から
地元では「壬生さんの狂言見んと節分が来た気がせえへん」とまで言われるほど
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