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【 一 期 一 会 】 京のお食事処 ◆ 先斗町 有喜屋本店 (うきや)

春の踊りを締める「鴨川をどり」が終わってしもて寂しい感じ(^^;の先斗町ですけど
此方はその歌舞練場のすぐお隣にある「めん処」 野点に使う赤い和傘が目印です
創業は昭和四年ですから、京都にしては新しい方?でも味の程は市内でも有名で
店頭で「蕎麦作り」が見れたりして、パフォーマンスに終わってへんのも流石ですね
蕎麦粉はきちんと石臼で挽いたモノを使うてまして、お蕎麦本来の風味が楽しめます
此方の名物は「有喜そば」\850 京都では珍しい食材を使う事でも有名なんですよ
それは「納豆」 これを生卵と練り合せてタップリかけて頂きます、変わってるでしょ(^^;
なんか文章で書くと「どろっ」としてる様に思われますけど、これが全然違うんです
納豆の臭みを卵の成分がうまく消してるんで、納豆に慣れてない京都人でも大丈夫
でもね お薦めは違うんだな(^^) お薦めは「来葉丼」\850 (らいはどん) これは是非!
京都によくある「このは丼」(蒲鉾を卵でとじた丼) これにお葱と天かすを加えたモノ
これには逸話があるんです・・・ 実は先斗町に「来葉」いう芸妓さんが居はりまして
「このは丼」を注文される時、お葱と天かすのトッピング?を リクエストされはるんで
商品化したところ「うけちゃった」んで、お品の名前を「来葉丼」にしはったそうですよ
因みに「来葉」さんは先斗町のお姐さん衆で知らない人の居ない踊りの達人との事
いいお年の方で、舞妓さんが注文する時は「来葉さん姐さん丼」と注文されるとか・・・
いつも思うんですが、お蕎麦屋さんの丼って不思議と美味しいのは出汁の違いかな
場所柄 「舞妓さん」や「芸妓さん」と出遭うチャンスも多いお店さん、運がよければ(^.^)♪

[住] 中京区先斗町三条下ル 先斗町歌舞練場北隣  
[図] http://www.mapion.co.jp/cgi/m?no=1061979000188900009
[問] 075−221−2978
[営] 11:30−21:00 月曜休   
[駐] なし 

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