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●○● はんなり京都〜京のじぶんどき
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●○● 第三十四号
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次回より「紅葉情報」を始めます、既に比叡山は色づき始めてますよ(^^)
-◇----------------------[ 京のおしながき ]-------------------------◇-
【 花 鳥 風 月 】 寂光院
【 一 期 一 会 】 「呂川茶屋」さん 「芹生」さん
【 都大路小路 】 「辻しば漬け本舗」のしば漬
【 春 風 秋 雨 】 「非公開文化財・特別拝観」のお知らせ
【 発行人後記 】
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【花鳥風月】 ◆平家の悲運を偲ぶ・・・ 寂光院
(じゃこういん)
「大原」と言えば「三千院」ですよね、うーん、それはそうなんですけど(^^;
此方は「京都」中級者向け?の古刹です、なにしろ建立が594年ですからね
聖徳太子が用明天皇(聖徳太子の父親)を弔う為に開いたと伝えられてますが
一般的には、壇ノ浦の合戦で破れた高倉天皇の中宮である「建礼門院」が
1人だけ助けられて、平家一門の冥福を祈って過ごした場所として有名ですね
建礼門院は平清盛の娘で安徳天皇を生んだ方、という言い方が分かり易いかも?
「平家物語」でも後白河法皇が寂光院を訪ねた事が記されており、「汀の池」など
有名な遺跡も数多くあります、いい意味でチョット寂しい感じのお寺さんですね
もう一つ有名なんは、実は「大原女」(おはらめ)発祥の地なんです
先の建礼門院(けんれいもんいん)の侍女であった「阿波内侍」がモデルだそうで
一説には薪や柴を売り歩いてた姿が、現在の大原女の原型だと伝えられています
[住] 左京区大原草生町676 バス停「大原」から徒歩20分
[問] 075−744−2545
[入] 09:00 - 17:00 拝観料 \500
[駐] なし
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【京の一期一会】 ◆呂川茶屋 (ろかわぢゃや)
寂光院の近くでは「第弐号」でご紹介した「池谷茶屋」さんがお薦めですが
今回は大原・三千院の途中に有るお店さん、2店をご紹介する事にします(^^)
此方は「焼きだんご」で有名なお店さんですが、ホントに香ばしくて美味ですね
味付けはお味噌とゴマで少し甘めな風味ですが、タレの感じはバツグンですよ
備長炭でじっくり焼き上げるお団子はボリュームも中々、小腹が空いた時もグッド!
炭火焼きだんご \300 以上で・・・ いやいや本編を忘れてました(^^;
此方のお薦めは「京野菜うどん」\1000 これがチョット変わってていいんですよ
南瓜や人参など季節の野菜を練りこんだ「手打ちのおうどん」の三色セットですが
これを「とろろ汁」で頂きます、野菜の風味と香りが豊かでお薦めの一品となってます
此方も結構ボリュームはあるので、お帰りの際に立ち寄るんが良いかもしれません(^^)
[住] 左京区大原勝林院町107 三千院参道登りの左側
[問] 075−744−2754
[営] 09:00 - 17:00 不定休 冬季はお問い合わせ下さい
[駐] あります
[予] 予約できます
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◆芹生 (せりょう)
「呂川茶屋」さんもいいけど、もう少し本格的なお料理が食べたい・・・
おまかせください! 値段の高い処ほど得意?とする弊誌の出番ですね(^^)
本来は料理旅館さんですが「京都は下手なガイドブックで捜すよりも料理旅館で
お食事した方が間違いなし」これが私のモットーですが、此方もキッチリはまります
旅館だけあって風情も中々で、民芸調の建物が大原の雰囲気によくマッチしてます
お料理の お薦め「その一」は「山家香懐石 やまがかかいせき」
\4000
大原で採れた「つくし」「ふきのとう」「わらび」「ぜんまい」など山菜づくしのお料理を
懐石というには少しばかりゴージャスな盛つけで頂きます、正確には「会席」ですね
もう一つのお薦めは「三千草弁当」\2500〜 これがホントのお薦めです(^^)
内容は先程の「山家香懐石」をコンパクトにまとめたモノ、って感じなんですけど
これは是非!出される「お重」に注目して下さい、この「お重」ホント綺麗ですよ
これを見た時ほど「デジカメあったらなぁ・・・」と思った事はありません、と言えるほど
「おしゃれ」なモノでしたね、後で聞いたら「手提げ型けんどん」と言うそうですわ
大原でも三本の指に入るお食事処だと思いますね、特に女性の方・必食ですよ(^^)
[住] 左京区大原三千院門前
[問] 075−744−2301
[営] 11:00 - 17:00 不定休 冬季はお問い合わせ下さい
[駐] あります
[予] 予約できます
[個] 個室あります
[C ] クレジットカード利用可
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