【発生状況】
- 被災者は、作業責任者と2名で引込線張替作業に従事していた。
- 作業責任者は、引込線の長さを決めるため○○線2号柱に昇柱し、通綱で電線を引き上げ先端部を地上に下ろした。
- 被災者は、家屋側支持点直下に脚立(1.8m)を立て、電線端を持ち脚立に昇った。
- 脚立の3段目踏桟にまたいだ形で両足をかけ、軒先に電線を当てるため伸び上がった際、右足が滑りバランスを崩して右足側へ脚立ごと転倒した。
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【コメント】
- 脚立の上で、電線を手に持ち不安定な姿勢で伸び上がった。
- 作業に対する危険予知が不足していた。
- 脚立使用にあたって次のことに留意する。
- 作業中にかかる力が、踏桟に対し、直角方向になるよう据えつける。(据え付け後、ぐらつきのないことを確認する)
- 足元が滑らないよう、靴底の泥などをよく落としてから昇る。
- 作業は、できるだけ動作範囲を小さくし、身体を乗り出すような無理な姿勢、動作はしない。
- 家屋側で強度調整等を行う場合、直接電柱側に向かって電線を引っ張るのではなく、家屋側支持物に張力をかける方法で行う。
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