島根県電気工事工業組合青年部
【昇柱中胴鋼フック外れる】
昇柱中胴綱フック外れる
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【発生状況】
  1. 被災者は、同僚5名と停電工事の準備作業に従事していた。
  2. 被災者は、○○支線○○号に延線した電線を仮止めするため昇柱をはじめた。
  3. 引込専用腕金をかわすために本ロープを引込専用腕金の上部にまわし本ロープのフックを安全帯のD環に取り付けた後、補助ロープを外した。
  4. 本ロープに体重を掛けた際フックがはずれ、約1.8m下の真砂土の上に墜落負傷した。

    (注) 被災者が使用していた安全帯のD環および本ロープのフックに異常はなかった。

【コメント】
  • 胴綱をD環に掛けるときフックの結目を目で確認していなかった。
  • 昇降柱時は胴綱昇柱(フックの結合は目視確認)を行う。
  • 障害物をかわすときは、補助ロープを使用する。
  • 胴綱に体重をあずけるときは、静かに体重をかける。
  • 作業中は、胴綱・補助ロープを併用する。