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【発生状況】
- 被災者は、11月24日13時頃、同僚(8名)とともに現場へ到着した。
- 現場にてTMB及びKYを実施後、翌日高圧低電作業を予定していた木柱建替工事の準備作業に着手した。
- 15時30分頃、被災者と同僚1名は平見谷支71号の複合柱組立作業に着手した。
- 昇柱した被災者は、高所作業者のウインチを操作する同僚と協力して第4筒から第1筒までを順次取り付けたが、第1筒の腕金(高低圧3本を地上で取付済)の向きが悪いため、第1筒を再度吊り上げて調整することにした。
- 被災者は、第1筒に取りつけた補助ロープを外し、同僚に第1筒を吊り上げるように指示した。
- 同僚がウインチで第1筒を吊り上げたとき、第1筒と第2筒の接合部付近に取り付けていた被災者の胴綱が第1筒と同時に吊り上がり、外れた接合部から胴綱が抜け、地上7.3mの位置から墜落した。
- 同僚が直ちに救急車を手配し、被災者は加計町立病院へ搬送されたが、専門医不在のため、安佐市民病院へ転送され、診断治療を受けた。
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