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【発生状況】
- 導電体に囲まれた著しく狭隘なところでの交流アーク溶接作業であるにもかかわらず、交流アーク溶接機自動電撃防止装置を使用しなかったこと。
- 災害発生当日は気温が高く汗をかきやすい状態であり、また、導電体で囲まれた狭隘な場所での作業であるにもかかわらず、感電防止のための措置を十分に講じなかったこと。
- 感電災害についての認識が不十分であったこと。
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【コメント】
- 導電体に囲まれた著しく狭隘なところでの交流アーク溶接作業を行う場合には、交流アーク溶接機用自動電撃防止装置を使用すること。
- 作業を開始する前に、作業場所、作業対象物、作業方法等を十分考慮し、感電防止のための必要な措置を講じること。
- アーク溶接作業における感電の危険について、関係労働者に対し十分な教育を行うこと。
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