島根県電気工事工業組合青年部
【仮設電源接続中感電】
仮電源ケーブルを接続作業中に感電負傷
画像1

【発生状況】
  1. 6月5日10時02分、発電所を全停電し、機器点検作業に着手した。(長時間停電のためエンジン発電機で整流器を運転し、直流電源を確保することにしていた。)
  2. 被災者は、エンジン発電機から布設されたAC200V仮電源ケーブルを直流電源端子へ、接続する作業に従事していた。
  3. 他の作業員が、AC100V電源を使用として200Vスイッチを「入」れた。
  4. このため、直流電源端子台で仮電源ケーブルを接続しようとしていた被災者の両手に通電され感電負傷した。
  5. 直ちに被災者は最寄の病院で応急手当を受け、その病院の紹介で県立C病院で受診し帰宅した。(不休:具合が悪くなるようであれば再診するよう診断された。) 6月5日〜6月11日間は出勤した。
  6. 6月8日 受診(診断書受領:受傷部の10日間安静治療を要す)
  7. 6月12日受診し傷口に受けた皮膚の移植手術が必要と診断され、6月15日入院、6月20日手術、6月27日退院、6月30日まで自宅療養、7月3日より出勤した。


【コメント】
  • 移動式発電機取扱責任者の指名
    (取扱責任者の職務)
  • 設置場所の選定
  • 発電機および付属装置等(漏電遮断器・開閉器・接地等)点検・整備
  • 発電機の始動・停止
  • 電路の開閉
  • 電路の系統・接続方法・順序等について関係作業員への周知
  • 通電禁止(投入禁止)の措置
  • その他必要事項